プレイヤーキルは現実より軽い14
多くても、5人が限界。
ならやることは、一つ。
マキナは、魔法部隊の前で大楯を構える男性プレイヤーに向けて走る。
魔法使いは、近接用の武器が持てない。
だから、守りを固めて敵を近づけないようにすれば、バフや遠距離攻撃で持久戦もできる。
大楯使いを一人配置したのは、正解。
魔法とスキルで守りを固めるより、大楯使いの防御力ならその二つが無くても、ある程度はしのげる。
だが、それもあくまである程度という気休めに過ぎない。
「ディメンションパリィ!」
不知火を振り下ろすが、弾かれた。
押し返す感覚とは違う。
刀同士で受け流すものに近い。
────分かっていた。
でも、それすら私には、想定の範囲内。
マキナは、飛び上がり不知火を5人の魔法使いの1人の頭に投げ刺した。
そして、大楯使いの背後で着地する。
大楯弱点は、攻撃手段の少なさだけじゃない。
「この────っ!」
大楯使いのグシャリッと首が動く。
────その動きの遅さもだ。
大楯使いは、膝から崩れ落ち、大楯に寄りかかって動かなくなった。
「はぁ……次」




