プレイヤーキルは現実より軽い13
マキナは、それを一瞥もせず、駆け抜ける。
やがて、街の付近まで来た。
人通りが増え、マキナを見てプレイヤー達は各々臨戦態勢をとる。
マキナはそんなものどうでもよかった。
今は自分の中を駆け巡る感情を解消したかった。
「プリズンシールド!」
と、聞こえると足元から鉄格子がマキナを囲うように生えてきた。
周りを見渡すと、20人ほどのプレイヤーが、陣形を組んでいた。
でも、顔は認識できない。
「今だ!魔法部隊!」
『ロックブラスト!』
すると、無数の岩が頭上に出現する。
「……」
マキナは静かに不知火を抜く。
だが、構えない。
脱力したように腰を落とす。
「はぁ……」
重い息を吐く。
岩が動き出した瞬間、体に力を入れる。
円を描くように虚空を切る。
このアバターも、不知火の設定を考えたのは、私自身だ。
そして、不知火のデータがもし、私の設定をそのまま採用しているものであるなら、できる。
次の瞬間、円が鉄の檻に刻まれ、そこから光となり消えていく。
────攻撃系スキル・拘束系スキルの強制解除が。
マキナは、崩れていく檻から駆け出す。
一度にできる攻撃は三回。
残りは二回。
最近、サーロイン450g、寿司、焼き肉、しゃぶしゃぶとか食べてた。(1週間の話です)
次は11時に出すよ




