プレイヤーキルは現実より軽い9
モンスター扱いされようが、もう怒りが湧かない。
「コイツ倒せば、不知火ゲットできるのか?」
「いや、正直分かりません。ですが、可能性はゼロではないと思います」
「二人とも、無駄口は後! さっさとやるよ!」
一瞬の間があく。
次の瞬間、三人がそれぞれ異なる方向へ走り出した。
走り回って、動きを見るのは確かに大事ではある。
ターゲットが分散することで一撃の全滅も避けれる。
普通なら正しい戦法だ。
そう、それがただのモンスターだったらの話だ。
マキナは、最も近くにいた双剣使いに向かって走る。
「はっや! やば────」
言葉を言い終える前にマキナは、不知火を鞘から抜き、双剣使いの口に突き刺した。
数秒間、そのまま不知火を動かさなかった。
「あぼっ」
双剣使いはその激痛にすぐに動き、口から抜いた。
流血が止まらない口を抑え、こちらを睨みつけてくる。
マキナは双剣使いの背後に回り、アキレス腱に不知火を刺した。
双剣使いの断末魔が草原に響き渡る。
そして、もう片方の足も同じように刺した。
私の作品に道徳はありませんね。
次、11時30分に出します




