プレイヤーキルは現実より軽い7
正直、気乗りはしない。
だが、システムが拒む以上選択肢が無いのだ。
マキナは立ち上がる。
「ほら、行くよ」
それに応えるようにヨルは「キャアー」と、鳴きながら立ち上がり、マキナの横を歩く。
ヨルが歩きながら、徐々に寄って来るため、歩きにくい。
行きたい方から少しずつ逸れちゃう。
「ちょっと、押さないでって」
マキナは足を止める。
また、さっきと同じ感覚。
誰かが見てる。
「ヨル、どこでもいいから走って逃げて」
意味がわからないと、表すように首を傾げるヨル。
「走れ!ヨル!」
突然の大声にヨルは、反応し走り出す。
「それでいい。ヨル、なるべく人がいないとこまで行くんだ」
さて、どうするか。
気配は感じる。
だが、方向がわからない。
攻撃を待っていたら、また狙撃される。
後、ヨルに追いつけなくなる。
マキナは感覚を研ぎ澄ませながら街の方へ、歩き出す。
乾いた音が空を切り裂く。
音がした方を向くと、最悪の考えが過ぎった。
その方向は、ヨルが走っていった方向だった。
その瞬間、体が動いた。
風のごとく草原を駆け抜ける。
湧き上がる熱い感情が体を支配していく。
とりあえず、一日3回くらいは更新しようかと思ってる




