表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

短編(エッセイ)

楽に生きる方法

作者: 大崎真

昔、諸事情で書いた、『大河の一滴』(著者・五木寛之)の本の紹介文です。

捨てるのも忍びなく、ここに載せることにしました。

私は常日頃、自分は幸せになりたいと思って生きていた。

周りを見渡せば、誰もがみんな幸せそうであり、なにより生きることを楽しんでいるようにさえ思える。


そんな時、この本に出会った。

この本は、いきなり夢のないことを教えてくれる。

「人が生きるということは苦しみの連続なのだ」、と。


腑に落ちる自分がいた。これまでの人生観を根底からひっくり返された。

幸せになりたいなどと、夢をみてはいけない。

「人生とは苦しみの連続なのだと、覚悟するところから出直す必要があったのだ」。そう、この本は、生きる厳しさに対して心するよう忠告している。


しかし、なにも落胆することはない。

この本は楽に生きる術を教えてくれる。この本に、私の見習いたい生き方がある。


「世の中は時に澄み、時に濁る。いわば川の流れと同じようなものだ。幸いにも水が澄んだら自分の大切なものや顔を洗えばよい。そして、たとえ水が濁ったとしても、怒り悲しむ必要はない。自分の汚れた足を洗えばよい」、と。


この本は、生き辛い私を少し楽にしてくれる。

だから、私は明日も不器用なりに生きてみる。

少しだけ、肩の力を抜いて。

読んでくださって、ありがとうございました。

連載中のやつをほったらかしにして、なにを投稿しているんだろう。人生で一番、人生のことを考えてました。


(文字制限があったため、「」内の文章は本文をそのまま引用したものではなく、少し変えています。)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
仙人か?
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ