ブティック経営ゲーム その2
ニンテンドーDSソフト「わがままファッションガールズモード よくばり宣言」の話です。
二〇二五年序盤、新ゲーム機の発表があった。
新たに発売されそうなソフトについて考えていたら、個人的三種の神器の一つのファッションゲームを思い出した。
前回はそのシリーズの一作目について書いたので、今日は二作目の思い出を書く。
と言っても、二作目は思い出が多くない。
ネットでは今も高評価だけど、私はある理由で途中から触らなくなった。いや、「触れなくなった」って言った方がいいかも……。
先に理由を書くと、二作目の約一ヶ月後に世界的大人気のスローライフゲームの新作が出たのだ。
そちらの方が遊びや収集要素が多かったので、メインは向こうになってしまった。
ファッションゲームの方は途中から展示会で商品を買っては捨て、買っては捨て、というブティック経営失格の行為を犯してしまう。
なので、昨年(二〇二四年)の秋に買い直して一から始めた。今度は在庫を捨てないように。
ただ、在庫数無限の四作目の感覚でやっていると、すぐいっぱいになる。
二作目の日付連動になっているところは一月の時間のみ。ゲーム機で設定した一ヶ月分の時間に合わせて動いており、リアルで月を跨ぐとゲーム内でも次の月になる。
だから、その間に溜まった在庫を売り切ってしまえばいい。
その再開したデータも今はまた放置してしまっている……。
時間があって、やる気が出た時にまたやろう。
この二作目は、発売の一年前からメーカーさんから発表があった。
当時、新機種だった携帯型ゲーム機の発表の時に、発売予定のラインナップに入っていた。
その中には、個人的三種の神器の残りの二つもあった。それを見て、新ゲーム機を買うことに決めた。
当時は値下げをしたばかりだったので、安く買えた。
ただこの後、もどかしい感覚に襲われる。
ゲームハードはあって、お金もあるのに(しかも、各ゲームソフト用に分けて取って置いた)、肝心のソフトが無い。しかも品薄とかではなく、まだ発売されていない。
つまり、どこへ行っても手に入らないし、もちろん動画もトレーラーしかない。
発売までの一年間を、やきもきして待つことになった。
でも、これでもどかしく思っていたらダメだ。
某メーカーさんの超有名RPGシリーズには、発表から発売までに十年も掛かったものがあるから。
そちらに比べたら一年なんて早いものだ。
何はともあれ、メーカーさんのダイレクト配信番組で情報が解禁され、タイトルも判明。
そして、ようやく手に入った。
前作が縦画面だったけど、今回は横画面。すぐに慣れた。
画質が良くなってる! 服の感じもよりリアルでわかりやすいし、デザインも良い。
気に入ったのはBGM。特に、一年前からトレーラーで流れていた主題曲。
わくわくするけど、どこか切なく、懐かしく感じる。後の大乱闘ゲームで使われたアレンジ版もなかなか良かった。
システムも多少変わったところがあったけど、これもすぐに慣れた。
店内BGMが減ったのは残念だったかな。
コンテストも前作より表現が華やかになって良し。
順位が発表された時に主題曲が流れる瞬間が一番好き。優勝ならより嬉しく感じる。
二作目はほとんど飛ばし飛ばしだったけど、その次の三作目はタイミング的にがっつり遊べたんだよね。思い出もたくさんある。
そちらについては、次回に書く。
「新ゲーム機」→ニンテンドースイッチ2
「世界的大人気のスローライフライフゲーム」→どうぶつの森シリーズ
「当時、新機種だった携帯型ゲーム機」→ニンテンドー3DS
「某メーカーさんの超有名RPGシリーズ」→ファイナルファンタジー
「ダイレクト配信番組」→ニンテンドーダイレクト
以上を指しています。