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緊急事態

クライヴが痛そうに呻っている俺は知らない内に挟み撃ちににされていたのかと思ったら違ったさっきクライヴの腕を切ったのはカイルであるナリアは硬直していたが今はクライヴに寄り添っている「何のつもり?カイル」「何のつもりかって?簡単だよ僕はね山賊のリーダーってだけさ強盗となんも変わらないよまあ一番クリーンで気弱に見えそうな奴を演じていれば標的がどんどんやってくるしさこれがいい稼ぎになるんだよ」なるほど木を隠すなら森の中って感じだな「わざわざ冒険者になる手間までかけたの?普通の山賊じゃあ駄目だったの?」「それだと楽しくないからね相手が絶望しているところをちゃんと見ておかないとでも今回はハズレみたいだね」これ以上話聞いても仕方ないまずはクライヴを何とかしないと腕が切られたとはいえ断面が綺麗になってる魔法で直せば元通りになるはず俺は断面に腕を押し当て回復魔法を掛けたそれなのにくっつかない魔法はちゃんと発動しているのにすると「俺には回復魔法は効かん俺を置いてさっさと逃げろ」クライヴがそんな事をいい始めた仕方ないのでマジックバッグに腕をしまいクライヴの傷にはマジックバリアで応急処置した俺は2人を守りながら山賊と戦わなければいけなくなったこうなったら一人、二人ぐらいにはもう死んでもらうしかない最悪全員ってもあるが正当防衛だから何でもいいでは済まないかもしれないが生きてるだけマシだそれからさっきから山賊の一人が魔法で牽制してくる鬱陶しいこっちも反撃しているのだが近づけないようにするので精一杯だ押され気味で限界も近くなってきている時ナリアが「私も戦います!」と声を張り上げたそして魔法で作った氷の槍を山賊に向かって撃つ呆気に取られた山賊の一人が避け損なって足が貫かれたこれは俺にとっても意外だった「戦えるの?」「魔物より怖くないのでなんとか」ナリアもやる気満々だここは信じる事にする「魔法で牽制してくる奴なんとかしたいね」「その人は私がなんとかします魔法で追い込んで下さい!」「分かったナリアがうざい奴倒したらすぐ逃げるよそしてクライヴ足は大丈夫?」「今の俺は足手まといにだぞ?」「腕は片方ないけど足はあるね外傷も無い走れそうだね?」「……分かったやろう」少し圧を掛けたことで渋々ではあるが一緒に逃げるつもりになったらしいあとはお邪魔虫の駆除だ俺は精密技巧で魔力弾の弾道を設定するもちろんナリアが敵を倒しやすいところまでおびき寄せるようにしておくこれで準備は整ったあとは始めるだけである俺は魔力弾をあのうざい奴に向けて放つ山賊は油断し横に軽くジャンプして避けようとしたしかし弾丸が曲がり山賊の腕に大きな穴を開けるその後も避けようとして失敗した「足が止まった今だよ」俺はナリアに合図を送るそして氷の槍が山賊を貫いたそして3人で急いでこの場を後にしたカイルの手下が追ってくるが気にしない

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