初めて冒険者ギルドに行ってみた(下)
婆さんの家に帰ってきたら来客がいた。見た目は細マッチョな猫で登山にでも出かけるのかというぐらいにでかいリュック姿が見えた。そうかこれが獣人というやつか
「…ただいま」
「おっいいときに帰って来たねアンタそこの獣人を紹介してやろうと思っていたところさ」
「ヨウコさんこの人が異世界人なの?」獣人は、婆さんに質問するそして
「ああそうさあのときコイツは混乱していたし互いに自己紹介している暇なかったからさ、そろそろアンタの名前教えてもらえないかい?」
「俺の名前は”日裏真司”だよ。婆さんの名前は?」
「真司いい名だね私は”三井ヨウ子”さ」
「最後に僕は、”オリス”獣人だよピューマのねアイテムや薬の運搬や薬草採取を主にやっている冒険者だよよろしく」とオリスは笑顔で自己紹介した。自己紹介を済ませて夕食にしたお腹いっぱいご飯食べたところで冒険者ギルドで魔力量、魔法適正を測ってその結果を伝えた。そしたらオリスが
「…特2級すごいね魔法使いの才能ありだねしかも土属性以外全てに適正あるなんて」と絶句していた。ヨウ子婆さんは「真司アンタは恵まれたねでも偉くなった気でいちゃあだめだからねそこんとこしっかりやんな」と言われたがまだ話は終わってないため俺は話を進める。
「……自分が偉いと思ったことないからそれと3日後に特殊能力の検査の予約を入れていたその間にこの世界の読み書きを勉強するつもりまぁ読み書きがどれぐらい難しいかによるけど」と締めくくった。
ヨウ子婆さんは、「ならば文句はない頑張んな」と応援してくれた。オリスは「3週間休みあるから読み書きでわからない事があったら教えてあげるからね」と言ってくれた。そして俺はとりあえず2日間読み書きをひたすらやってみることにした。