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魔法を教わろう1

ヨウ子婆さんから魔法を習う為に準備をすぐに終わらせ庭にやってきた。

「随分早かったね真司もしかして楽しみだったのかい?」

ヨウ子婆さんが俺をからかうそれに対して俺は

「うん意外と」と答える

「そうかいこれは教え甲斐がありそうだ。まずは魔力を扱う為に瞑想をしてもらう。そして瞑想している中で自分の内側にある力を動かす感覚を掴むそれが魔法使いには絶対必要なことだ」とタオルを手渡してきた。続けて

「それだけではないほとんどの魔法は内側にある力を動かす感覚を掴めてない奴には扱うのは難しいことだ最初のうちは感覚を掴むのでやっとなことなんだあと実際にやってみたらわかる」

ヨウ子婆さんに促されてタオルを目に巻いた。その後瞑想を初めたすると一瞬だけ自分の中にある力とやらを感じた。なるほどこの感覚を覚えればいいのか、俺は一瞬感じた感覚を辿るように瞑想を続けた。瞑想をして感覚を掴んでいるような気がする。そして力を感じる間隔が延びて来た、だんだんコツがわかってきた。そろそろ休憩しようと巻いているタオルをとって周りを見渡すそうしてヨウ子婆さんが「上手くできたかい?」と聞いてきたなので俺は、「感覚は掴めた」と返しヨウ子婆さんが

「次は目隠しなしでやってごらん」と言ってきたのだ。休憩はまだまだ出来なそうだ。目隠しなしでやってみたら意外と難しい。感覚以前に視界にあるものに気を散らされて上手くまとまらないのだ。

「なんか難しくなってない?」

「それは雑念が混ざることがあるからね初心者ではそんなもんだよ」

「この場合どうすればいい?」

「焦る必要ない今は目隠しなしでもしっかり感覚を掴む練習だよ」と諭された。つまり視界に物が映っても力を瞑想しているときと同じように感じとるためのトレーニングなのだ。でもやっぱり難しい。何回も繰り返しやってたら少しづつできるようになった。ヨウ子婆さんがとっさに

「今感じてるのは魔力だよ、まだまだ荒削りだけどだんだん形になって来たね。もう人踏ん張りだよ」

ヨウ子婆さんから応援をくれた。目隠しなしでまだまだ上手くいかないところはあったがいまは出来そうになってきた。

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