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【連載停止中】暗殺者奇譚  作者: SORA
暗殺の訓練
9/14

Ⅱ.暗殺の訓練(2)

前書きが長くなってしまうので省略します

気になる人は前の章を読んでください

千影ちかげ先輩いらっしゃいますか。」

私はとある部屋のドアの前で千影先輩を待っていた。中からは声は聞こえない。私は最終手段を使うことにした。聖良せら先輩に渡された携帯電話をポケットから出す。聖良先輩を選び、電話をかける。

「もしもし、すみません。千影先輩がうんともすんとも言わないのですが……。」

『ああ、開けちゃっていいよ。多分寝てるだけ。ショートスリーパーだからすぐ起きるよー。』

電話を切り、ドアをそっと開ける。そこにはソファに横になっている千影先輩の姿があった。

「すみません、お休みのところ。呼ばれたので参りました、ようです。」

先輩は少し顔を顰めたあと、

「ああ、来てくれたのに済まなかったな。仮眠は取れるときに取らないとだから。」

「いえ、大丈夫です。話したい事がある、と聞いたのですがもしかして……」

「そうだ。お前の両親を殺した奴らの手掛かりについて聞きたい。まあ座れ。」

ソファの反対側にある椅子に腰掛ける。

「まず、両親を殺したやつの見た目、できれば名前も教えて欲しい。」

「見た目………はぼさぼさの白髪に同心円状の模様が入った目をしてました。偶然にも、名前を尋ねていて、『ぜろ』だと教えてくれました。どうせお前は死ぬのだからと言われました。」

「なるほど……。私達が知る中で似た特徴のやつがいる組織がある。その組織の名は…『白煙』だ。」

「白煙………。」

「彼等は煙のように現れ、暗殺して去っていくんだ。私達も困っている組織だ。」

「じゃあそいつらが犯人………。」

「そういうことだ。情報をありがとう。もう少しこちらでも調べてみる。」



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