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君の声を

作者: 夜朝

君の声を聞かせて

こんな僕にも


他のやつに聞かせてる

その時間の

十分の一でいい


君のその音

笑い声


この耳に

届かない日ばかり続いても


未来は近いんだって

少しでも近よせるんだって


うんと伸ばした手を

ぎゅっと握る


都合のいいドラマなら

五秒で飛んでいく一日一日が

現実は

ちっとも早まらなくて

でも

ある意味

あっと言う間で


ああ

僕は

少しは

変われてるつもりで

いるけど


進んでるつもりもあるけど

なんか

遅いなあ

ずっと

遠いままみたいで


いやいや

一年前の今頃と

比べてみたらさ

割とゼロではないよな

進んだ距離は


けどさ

まあ

もっと早めるように

考えないとな

「その日」を

必要以上に

遠ざけないようにさ


足りないものを

あれこれ探してる

気概とかかな

時の流れか


今年

しようと思っていたことを

できなかったねって片付けて

来年に持ち越してもいいのかな


今日できないことは

明日もできずに

終わるんじゃないかな


未来を変えるためには

今を変えなきゃって

すごく思うけど


できるのに

してないことが

あるのかな


そんなの

たくさんあるんだろう

きっと


回転率は

そこそこ

上がってる気が

してるんだけど

足りないのかな


きっとそうだね


そういえばさ

目の前の一人を

大事にしたいなと思うんだけど

ついうっかり

おろそかにしてる時も

あるんだよ

気付けるだけでも

ありがたいのかなとか


ぐるぐるぐる


色んな気持ちを

拾っていこう


役に立つ日が

くるかもしれないから


その時は

もっと

君の近くで


君の声を聞かせて


こんな

不甲斐ない僕に

君の声を


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― 新着の感想 ―
[良い点] こんにちは。 詩を読む力はあまりありませんが、私の感想をぜひ参考にしていただけたらと思います。 私は今受験生で、もうすぐ受験がやってきます。 そして受験に合格すれば、無事に大学に入る…
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