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霊次元ポケット

「ふぁふぃの、ふぃれふぁがふぁいんびゃ。」

 どうやら、くなったといっているらしい。


「えー、つけたひと職員室しょくいんしつまでもってきてください。」

 れいたちが次々(つぎつぎ)ってくる。たいていは自分じぶんのやつ。ものにはすべ入獄時にゅうごくじ個人番号こじんばんごうがふってある。こいつら、番号ばんごうめないのか?

老眼ろうがんでな。」

 をしているほとんどのれい年寄としよりだ。


 部屋へや指導霊しどうれいたちにさがしてもらったが、てこない。奪衣婆だつえばあらったのか確認かくにんした。

奪衣婆だつえば零号機ぜろごうき初号機しょごうき弐号機にごうき、いずれにも異物いぶつはありません。」

 洗濯機内せんたくきないにもなかった。もっともあいつは、なにつけるとネコババするくせがある。


 結局出けっきょくでてこない。もう一度いちど、よくてみる。

「この、はらなかにあるのは?」

 どうやら、んでしまったらしい。最近さいきん移植技術いしょくぎじゅつすすみ、内臓ないぞうれいおおい。そいつらはら空洞くうどうなので、よくものちるのだ。わかれいはポケットわりにしている。

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