一ヶ月の出来事
転生してから一ヶ月の話しです。
俺が転生してから一ヶ月がたった。
この一ヶ月で分かった事ややっていた事を説明しよう。
まず、俺の両親と侍女の名前が分かった。話しを聞いている内にスキルアルカナ言語のスキルレベルが3まで上がったのだ。どうやらスキルレベル3で一般的な会話が分かる様になる様だ。
まず母親の名前はシェリアという名前らしい、容姿は銀髪で身長は百七十前半の出るとこは出て引っ込むとこは引っ込むまさに絶世の美女という容姿だ。次に父親だ。父親の名前はアルベルトという名前らしい。容姿は身長百八十前半のイケメンで体はとても良く鍛えられている。鍛えられていると言っても筋肉マッチョではなく程よく引き締まった体をしている。次に侍女のアイナだ。アイナの容姿も美人と呼べる容姿でメイド服を着ていてとても頼りに成りそうな雰囲気を出している。前に侍女の話しを出した事が無かったが実は俺のオムツを変えたりしてくれていて俺にとってとても恥ずかしい所を見られているのはアイナだと思う。ちなみに、俺の容姿は母親譲りの銀髪で顔は両親から見て期待していいと思う。何故はっきりと分からないかと言うとまだ転生してから一度も見てないからだ。他にも侍女は居るようだが俺の世話は殆どアイナがしている為まだ名前は分からない。
他に分かったことは、名前に家名があったことや侍女がいる事からわかる通り俺の家はどうやら貴族らしいと言うことだ。どの階級は良く分からないが父親がアイナから領主様などと言われていたから間違いないと思う。つまり父親が顔を見せるのが遅かったのは領主の仕事で家に居なかったからだと思う。それに俺の家はそれほど貧しい様に見え無いためそこそこの貴族だと思う。
次に俺がこの一ヶ月やったことを説明する前にステータスを確認しよう。
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名前 アルク・グランハルト
種族 人族
年齢 0歳
性別 男
魔力量 350 → 860
属性適性 水、重力、空間
ーーースキルーーー
[ユニークスキル]
·最適化
·万象を切り裂く者 (偽装中)
·経験100倍 (偽装中)
[レアスキル]
·豪運 レベル7 (偽装中 レベル1)
·完全偽装 レベル1→3 (偽装中)
·超隠密 レベル1→3 (偽装中)
[通常スキル]
·算術 レベル4 (偽装中)
·思考速度上昇 レベル2 (偽装中)
·アルカナ言語 レベル1→3 (偽装中)
·魔力感知 レベル2→4 (偽装中)
·魔力操作 レベル2→4 (偽装中)
·水魔法 レベル3 (偽装中)
·重力魔法 レベル1→4 (偽装中)
·空間魔法 レベル2 New (偽装中)
·身体制御 レベル2 New
加護
·創世神レスティア (偽装中)
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これが今のステータスだ。
まず新しいスキルは身体制御と空間魔法だけだがレベルと魔力量は全体的に上がったと思う。
身体制御のスキルの効果は言葉の通り自分の体を正確に動かし、自分がどういうふうに動いているか分かるスキルだ。このスキルは、産まれたばかり余り動かない体がどうにも嫌で頑張って居たら覚えたスキルだ。このスキルのおかげでまだ体は余り発達してないけどある程度動かす事が出来る様になったので助かっている。あとは他人の前で体の発達に合わせてハイハイや立ち上がって歩いたりすれば怪しまれることはないだろう。
空間魔法については言葉どうりのスキルだ。
因みにどういうふうに使ったかと言うと流石に空間そのものを正確にイメージする事は難しかったが空間を座標として考えてイメージすると使うことが出来た。まだ、余り部屋から出してもらってないので空間魔法を使って外の景色を把握しようと思ったのだ。しかし空間を把握する事自体は出来たがレベルが低いせいか余り広範囲を把握することは出来無かった。
また、スキルのレベルの上がり方についてはユニークスキルの経験100倍があるので上がり方ご以上に速い。たとえ一ヶ月でも経験を100倍にして100ヶ月分の経験つまり約8年と3ヶ月レベルを上げをしたとは同じことなのだ。まぁ、経験を100倍に上げたと言ってもレベルが上がってくれば初期のレベル上げる方法でやっても余り意味がないことも分かったが今はまだそこまで上げるのは成長してから自由に練習出来るようになってからでいいと思う。何よりこれ以上やる流石にバレそうになるからだ。(実際この一ヶ月もバレそうになった事がある)
偽装と隠密のスキルは常に使っているスキルな為に経験が常時溜まっているようだがレアスキルだけあってレベルが上がりにくいようだ。
それと加護の効果だがこれについては最適化のスキルでもまだ余り解ってなく、解析中なのだそうだ。まぁこの加護の効果については余り害がなさそうなので放置していていいと思う。
それに今日は初めて家の外に出してもらえるという話を母親のシェリアとアイナがしていて浮かれている。でも恐らく空間把握の魔法ではここの家は相当大きいそうなので敷地の外には出して貰えないと思うが敷地のすぐ近くに森の様に木々が生えているところがあったので、少し期待もしていた。
そんな事を考えていると部屋にシェリアが入って来た。
「アルクちゃん、今日はお外に遊びに行くわよ!」
シェリアが言葉は分かっていないと思っているが言葉をかけてきた。
「あうぅ〜」
まだ喋ることが出来ないので一様声を上げて返事を返し微笑みかけてみた。
「まぁ! アルクちゃんが返事をして笑ってくれたわ〜 可愛い!····」
こんな風にどうやらシェリアは親バカの様だ。
俺が何かする度に、自分の世界に入ってしまっている。
暫くシェリアが親バカを眺めていると、ノックしてアイナが部屋に入ってきた。
「シェリア様、そろそろアルク様の着替えをして外に出掛けましょう。」
アイナの声でシェリアを現実にもどし着替えをして産まれて初めて家の外に出たのだった。
次は家の外に出た話しです。
書き終わり次第投稿します。