ティアナの努力
仙術の分身の技を覚えてから一週間が経った。
分身の技を覚えた事で出来る事が増えてたくさんの事が経験出来る様になった。例えば一人で複数の分身を相手にして実力が同じ相手の対団体の戦闘の経験を積んだり、ティアに魔法を教えながら自分の訓練も出来るのも助かる。まぁ、その分能力が下がるから訓練のレベルが低くなるけどそれは仕方ないだろう。他に料理をする時に手が増えるのでとても役に立っている。何よりもやはり全力を出して戦えると言う事が何よりも良い。スキルレベルも普通の戦闘よりも全力戦闘の方が伸びがいいので訓練の日はよく戦っている。また、魔物の群れと戦う時に分身を増やして敵に能力を合わせて戦えばそれなりの戦いをすることも出来る。
そんな事をこの一週間やっていたのだが最近のティアの成長が著しく伸びが良い。ティアの今のステータスがこれだ。
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名前 ティアナ・グランハルト
種族 人族
年齢 6歳
性別 女
魔力量 16900 → 23200
魔法適正
全属性
ーーースキルーーー
[ユニークスキル]
·魔法の極意
·大魔法師の資質
[レアスキル]
·魔素感知 レベル5→9
·魔素操作 レベル4→8
·並列思考 レベル2→6
[通常スキル]
·アルカナ言語 レベル3
·魔力感知 レベルMax
·魔力操作 レベルMax
·火魔法 レベル5→8
·水魔法 レベル6→9
·風魔法 レベル7→Max
·土魔法 レベル4→6
·光魔法 レベル3→5
·闇魔法 レベル2→3
·礼儀作法 レベル3→5
·思考速度上昇 レベル3→6
·付与魔法 レベル4 New
·重力魔法 レベル3 New
·空間魔法 レベル2 New
·雷魔法 レベル2 New
·氷魔法 レベル1 New
·爆魔法 レベル1 New
·鑑定 レベル2 New
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···正直、増え過ぎだと思う。確かにレアスキルは増えてはいないが通常スキルが7個も増えているし魔力量も大幅に上がっている。まず、俺も持っている付与魔法、重力魔法、空間魔法だが付与魔法はやって見たら習得出来たらしいが前まで理解出来なかった重力や空間については知能が上がって分かる様になったらしく習得している。他の雷魔法、氷魔法、爆魔法は風魔法、水魔法、火魔法の上位互換だ。···炎魔法と火魔法は何が違うかよく分からないが···。それと風魔法はレベルが最大になっているが俺の仙剣術同様に条件をクリアしてないのでレアスキルにはなってない様だ。魔法スキルのスキルレベルなら俺が経験100倍で頑張って来たレベルももうすぐ抜かれそうだ。前にも言ったが俺が剣術を取らずに魔法でやっていたら完全に心を折られていると思う。
それに話しは変わるがティアは戦闘に関して言えばもう飛んでもない。まず、二つの魔法系のユニークスキルで魔力の消費量は減り、魔法の威力が凄まじく上がるのだ。つまり魔力の消費が低いおかげ同じ量の魔力を使ってもまるで威力が違い更にそこから威力が底上げされるのだ。まさにチートだと思う。最近の訓練では逆に威力を落とす訓練をしている事もある。もう俺では魔法だけではティアに勝つ事も難しいだろう。既にAランク冒険者の強さを超えているだろう。ここまでがティアの成長だ。
しかし、今練習している事が出来る様に成ればティアは更に強くなるだろう。それは魔法の合成だ。複合魔法と言うらしい。複合魔法とは複数の違う属性の魔法を合わせて強力な魔法に出来る技だ。これには相当な複雑な魔力操作が必要になり流石のティアも躓いている。因みにこの複合魔法だが俺は魔力操作は完璧だが属性的に合わせる事が出来ない。氷と重力や氷と空間を合わせても意味があるとは思えない。重力と空間ならその空間一帯の重力を重く出来るかもしれないが自分も重くなっては意味がない。なので俺に複合魔法は使えないのだ。
「お兄様、私のやり方は何か間違っているのでしょうか?」
そんな事を考えていると複合魔法の練習中のティアが声を掛けてきた。なまじ魔法に才能があったため魔法の事で上手くいかない事で戸惑っているのだろう。
「そんなに焦るなよ。確かにティアには魔法の才能があるが普通はティアよりもずっと駄目駄目なんだから大丈夫だ。時間はいっぱいあるからゆっくり行こう。それに今さっきだって惜しいとこいっていたと思うぞ。もう少し魔力を均等にして出来上がる魔法のイメージを明確にすればいいと思う」
「すいません、焦り過ぎた様です。魔力をもっと均等にしてイメージを明確にですね。もう一度やってみます」
そう言いティアはまた魔法に集中しだした。今やっているのは火魔法と風魔法を合わせて小さな炎の竜巻を作ろうとしているのだ。実戦ではそれを大きく作って範囲攻撃を出来る様にする様だ。先程と違い今回は魔力が均等に振り分けられているので後は明確なイメージだけだ。するとティアの前に小さな炎の竜巻が現れた。成功の様だ。
「お兄様!やりました!成功しました」
余程嬉しいらしくいつもよりもはしゃいでいる。
「ああ、良く頑張ったな。流石俺の妹だ」
そう言って頭を撫でてあげる。
「えへへ、ありがとうございます」
そう言って目を細めながらティアが言った。
そんなティアが可愛くかてついつい撫で続けてしまいそうになるが堪えて先を促す。
「ほら、感覚を忘れない内にもう一度やってみな」
「はい!」
そう言ってティアはまた魔法の練習をしだした。因みに俺は分身を作ってティアの魔法を見ながらもしっかりと訓練をしていた。
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ティア視点
私は幼い頃から魔法の才能があった。
そんな私には二つ上の兄がいます。私のお兄様はいつも訓練などで努力して剣術を鍛えています。最初はお兄様は魔法が使えるので剣なんて要らないと思っていたけどどうやらスキルのおかげ頑張っていたけど才能がなかったので余り伸びなかったらしく剣を始めました。そんな何時も努力している疲れているのに私に何時も優しくしてくれるお兄様が私は大好きです。ある日、お兄様が魔法を諦めた理由の一つが私にある事を知った時はショックを受けたけど、いつかお兄様は剣で戦い私が魔法でお兄様の横で一緒に戦いたいから良いと言ってくれました。私もそれに答えてお兄様に横に立とうと思ったのですがお兄様は毎日努力して凄く強くなってました。
それに追い付こうと私も日々頑張って今日は複合魔法を覚え様と頑張っています。しかし、いつも魔法ではなんでも出来る私ですが今回は余り上手く行かず、焦っていたところこう言ってくれました。
「そんなに焦るなよ。確かにティアには魔法の才能があるが普通はティアよりもずっと駄目駄目なんだから大丈夫だ。時間はいっぱいあるからゆっくり行こう。それに今さっきだって惜しいとこいっていたと思うぞ。もう少し魔力を均等にして出来上がる魔法のイメージを明確にすればいいと思う」
といって励ましながらも良い方に指摘するお兄様はとても優しいです。私はお兄様に指摘された通りにやって見る事にしました。合わせる魔法の魔力を均等にして作る魔法のイメージを的確にする。すると、私の目の前に炎で出来た竜巻が出来た。成功です。余りの嬉しさにはしゃいでしまった私をお兄様は褒めて頭を撫でてくれました。
それから私はお兄様に見守られながら魔法の練習をした。
こうしてティアはまた一歩強くなり兄であるアルクの横に並ぶ為に努力するのだった。
文書が少し可笑しいかったかも知れません。




