神様との話
2話目も投稿出来ました。
文章の書き方が下手なのはご了承ください。
弘樹はふと目を覚ました。
目に映ったのはうす暗いどこまで続いているような何もない場所だった。
そこで意識を失う前の事を思い出す。
ふと、怪我の痛みがないことに気が付いた。
そして疑問に思った。
「俺は、死んでなかったのか?」
「いえ、貴方は死んでいますよ。」
背後から声を掛けられたことに驚き、後ろを振り向くとそこには真っ白な肌にあり得ないくらいに整った顔、黒髪黒目のまさに絶世の美女とでも言う様な女性が立っていた。
弘樹は思わずその容姿に見惚れてしまった。
また、弘樹は先程の疑問を聴いてみようとしたところで女性から声を掛けられた。
「色々な疑問は、あると思いますが順を追って話しますので冷静に聞いてください。」
「分かりました」
説明をしてくれるとのことなので大人しく聞いてみることにした。
「まず私は、あらゆる世界統べる神レスティアと言います。」
「···神?」
「はい、私はたくさんの世界を管理していて人々を見守るのが主な仕事です。」
弘樹は最初に神と聞いて、もしかしてやばいやつなんじゃないかとも考えてこの空間のことや自分の怪我がなくなっていることを思い出し、自分も自己紹介することにした。
「俺の名前は、神代 弘樹です。それで俺が死んだと言うことはここは死後の世界と言う事でしょうか?」
「いえ、此処は私があなたと話すために私創った空間です。」
「死んだ人はみんなこうして神様と話しをするんですか?」
「こうして人の為に空間を創り話しをするのは、数百年ぶりですよ。」
「では、何故俺は此処に呼ばれたのでしょうか?」
「それは私の仕事にも関わります。まず、神は気に入った人などに加護と呼ばれる力を与えることができるのです。もちろん力とは言いましたが物理的な物だけではありません。知識などもそれに当たります。」
「ということは、自分が此処にいる事はその加護と言うものが関わっているという事ですか?」
「はい、実はあの通り魔から助けて頂いた女の子には私が通常よりもたくさんの加護を与えて居たんです。加護も無限に与える事ができるわけではないので、あの女の子を助けて頂いたお礼に貴方には記憶を持ったまま転生してもらいたいのです。」
「転生ですか?···また、赤ちゃんからやり直すと言う事でしょうか?」
「はい、ですが記憶を持ったまま、また同じ世界に転生をする事が出来ないので貴方には異世界に転生してもらうことに成ります。」
「異世界と言ってもたくさんあり科学が発展した世界や地球の戦国時代の様な世界、剣と魔法の世界も有ります。何処の世界がいいですか?」
異世界か、自分がまた地球の様な世界に行ってもまた何もない生活が来ると思いそれだけは嫌だと思った。また、中二心を擽る剣と魔法の世界に行ってみたいとも思った。
「剣と魔法の世界でお願いします!」
「はい、分かりましたました。それではその世界について詳しく説明させて頂きます。まず、その世界には地球でいうファンタジー小説の様な魔物やたくさんの種族が有ります。時代的には、中世のヨーロッパの様な時代で、貴族や奴隷なども居ます。また、スキルと言うシステムのようなものがあります。スキルとは言わば動きの補正や補正の役割を持ちます。そのスキルを使って戦いをするのが基本の世界です。」
奴隷もいるのか···個人的には余り好きでほないけど世界が違えばそう言うとことも有るのか。
今はスキルについて聞いてみよう。
「自分にもスキルと言うものは取ることができるのでしょうか?」
「はい、大丈夫です。地球にもスキルは有りますが地球ではスキルは封印される事なっているため使う事は出来ません。しかしスキル自体を取ることは、できるので貴方も持っているスキルが有るかも知れません。スキルには通常スキルやレアスキル、そしてユニークスキルと言う様なものがあります。レアスキルは通常のスキルよりも補正や補助の効果が大きいものです。ユニークスキルについては魂に結びついてとても強力なスキルで、神にも与えること事ができません。ユニークスキルは1万人に1人持っておるといわせれいる。実際に貴方のスキルを見てみましょう。心の中でステータスオープンと言って見てください。」
自分のスキルが見れると聞いて弘樹は緊張しながら心の中で呟いた。すると目の前に空間に3Dの様なものが出てきた。
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名前ーーーー
種族ーーーー
年齢ーーーー
性別ーー
魔力量ーーーー
属性適性ーーー
ーーースキルーーー
[ユニークスキル]
·最適化
·万象を切り裂く者
·経験100倍
[レアスキル]
·豪運 レベル7
[通常スキル]
·算術 レベル4
·思考速度上昇 レベル2
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ん?なんかとても珍しいらしいユニークスキルが多くないか?しかも何かめちゃくちゃ強そうなスキル名なんだが一つよく分からないスキルがあるけどとりあえず聞いてみよう。
「あの〜」
「ん?どうかしました?もしかして余りいいスキルがありませんでしたか?」
「いえ、スキルは合ったんですがユニークスキルが3つもあるのですが···」
そう言うと一瞬神様は固まってしまった。
暫く固まったあと動き出した神様が声を掛けてきた。
「すみません、つい驚きで固まってしまいました。失礼ですがステータス回覧を許可すると言ってもらっても良いですか?」
「はい、ステータス回覧を許可する。」
すると神様は俺のステータスを見に来た。
どうやらステータスは許可を出さないと他人には見えないようだ。
「本当ですね。どうやら弘樹さんは1兆人に1人のと言われるユニークの3個もちの様です。これから転生する世界にはユニークスキルを3個持っている人は居なかったと思います。」
え?まじで···それってすごい事だけど余り目立ち過ぎるのはちょっと···
「余り目立ち過ぎるのは嫌なのですか···」
「分かりました。その点につきましては偽装スキルと隠密スキルを与えるのでユニークスキルで調べられない限り大丈夫です。次に魔法の適性についてですが弘樹さんの適性は少ないないので私が2種類だけスキル与えます。魔法の属性に着いては···」
おー 遂にきた魔法! まさか魔法が使えるようになるとは!!
神様の話によると魔法の属性は、
火 水 風 土 光 闇
の基本6属性らしい何故基本なのかと言うと
派生属性や特殊属性というものがあるるらしい。派生属性は
火 水 風 土 光 闇
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
爆 氷 雷 鉄(金属)神聖 暗黒
特殊属性は重力や空間などである。
自分は何にしようかと考えてまず質問してみた。
「神様は俺の属性適性が少ないと言いましたがなんの属性の適性があるのですか?」
「弘樹さんの属性適性は水です。水属性のままでは余り攻撃には使えませんが派生属性の氷属性になるととても強い魔法に成ります。」
「ありがとうございます。では、属性は特殊魔法の重力と空間にすることは出来ますか?」
「はい、出来ますよ。では属性適性は水、重力、空間にします。特殊属性については扱いが難しいので最初は上手く使えない上級者向けなので頑張ってください。では今からスキルを与えます。」
神様はそう言うと手から光の玉の様なものを出し俺の胸に入れたすると少し俺の体が光るが直ぐに収まった。
「スキルの付与が終わりましたので確認してみてください。」
ステータスを見てみるとステータスに属性適性と言う項目に水、重力、空間が追加され、スキルには完全偽装と超隠密の、スキルが合った。どちらもレアスキルだ。
「はい、大丈夫です。」
「では、次に転生に移ります。」
「宜しくお願いします。」
そう言うとだんだん意識が遠のいていき、
「良い、人生を!」
その言葉と共に意識を失った。
次も書き次第に投稿します。