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私は救世主  作者: 七色優良
第1章〜私は魔法使い〜
6/26

6話目

スホくんの本性は、キャラ崩壊させてしまいました!

「まず、属性とは、火、水、風、土、自然、操りなんだ」

「操り…?操り以外は聞いた事あるけど、操りは聞いた事ない」

「操りは、ごく一部の人しか使えないからあんまり知られてないんだ」




 へぇぇぇぇ。そうだったんだ。知らなかった。って、知らなくて当然か。

 あ、でもスホくんはどの属性で戦うんだろ?




「俺は、操りの属性で戦うんだよ」

「へ?ああ、そうなの?でも何で私が思ってた事分かったの?」




 まさか、操りの属性を使った魔法を…?




「思いっきり声に出てたよ?」

「声に出てた⁉︎私が⁉︎」

「うん」




 まさか声に出してただなんて。またまた恥ずかしい…

 そして、当たらなかった…地味にショック…




「永遠は、この属性の全種類使えるんだよ」

「はいぃぃぃ⁉︎何で私が⁉︎」

「そりゃあ[伝説の子]だから」




 そんな簡単に言わなくても…

 まだ実感湧いてないのに、もっと実感湧かなくなったよ?




「それより、戻る方法について1つあるんだけど…」

「何⁉︎それ何?」

「自分で考えてみて♪」

「・・・悪魔だ…」

「早く!」




 こういう所でも分かんない。一体スホくんはどんな性格してんだ…?

 たまに出す本性みたい…

 って、そんな事じゃなくて、まずは考えないと。




「・・・」

「後1分」

「タイム有りなの…?」

「早くしないと時間切れになっちゃうよ?」




 悪魔だ…

 うーん。やっぱり分かんない。今スホくんのイラついてるから、負けたくないな…




「時間切れ!正解言うよ?」

「・・・はい」

「それはね、時間を戻すんだよ」

「え?」




 時間を戻す…?操りの魔法で…?




「時間を戻すって、タイムスリップみたいな物?」

「そう言う物かな?まあ、30分ぐらい前に戻るだけだけど」




 すると、スホくんは私に近付いてきた。すると、スホくんは手で私の目を覆った。




「永遠、手で耳を塞いで?」

「な、何で…?それに何で目を覆ってるの?」

「魔法を使うと、激しい酔いが来るんだ。まだ魔法を使えない永遠は激しい酔いが来る」

「そうなんだ…」




 私は言われた通りに手で耳を塞いだ。




「--------」




 何言ってるのかは聞こえなかったけど、スホくんの言葉が終わると、激しい酔いが来て、気を失ってしまった。




 ーーーーーーー


「ん…あれ…ここは…」




 頭がまわんない。何で酔ったんだろ…?

 それに…本当にここ何処?

 スホくんは…?




「起きた?」

「スホくん…ここは…?」

「ここは、図書館だよ」

「図書館…さっきまでベンチに居たはずなのに…」




 めまいが襲ってくる。くらくらする。何にも考えられないや。




「俺が魔法を使った時に、酔って気を失ったんだよ」

「魔法…?」




 だんだんと酔いが覚めてきた。

 あ…確かにここは図書館だ。

 それから、思い出したよ。スホくん。




「思い出した。あんなに酔ったのは初めて」

「確かに。普通はあそこまで酔わないよ?」

「何でだろうね?」




 それより、今何時だ…?

 げっ!もう6時半!門限は7時なんだけど!




「スホくんごめん!私、門限が近付いてるから早く帰らなくちゃ」

「え、あ、そう?じゃあ聞いといてね」

「じゃあ明日にまた会おうね!」

「うん!明日はここ集合ね」

「分かった!」




 ひぇぇぇぇ。早く帰らないと!

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