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私は救世主  作者: 七色優良
第1章〜私は魔法使い〜
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4話目

「永遠は、魔法使いと人間のハーフなんだ」

「え?魔法使い⁉︎だ、誰がって⁉︎」

「魔法使いが永遠のお母さん。人間が永遠のお父さん」

「お母さんが…魔法使い…⁉︎あはは…スホくん、流石にそれは…信じれない…」





 私…今絶対ポケーってしてる。スホくんの顔を見ながら。

 あ…静止画を見てるみたい…スホくんがゆっくり動いてる。





「信じれないと思うけど、それが真実なんだ。ごめん…」

「スホくん…私…信じられるか分からないけど…一旦信じてみる」





 スホくんはもう、友達だから。

 ちょっと整理してみよう。

 お母さんは魔法使いでお父さんは人間…

 私はハーフ。つまり…





「私も…魔法使い…?」

「永遠はそうだよ。お母さんに似てるはずだから」

「確かに、よくお母さんに似てるって言われるけど…」





 私も魔法使いだったかー。

 それにしても、スホくんってかっこいいよね。世に言うイケメンなんじゃ…

 まあ、私には縁の無い事だけど。





「だ、だったらさ、私も魔法使えるの?」

「うん。使えるよ。僕らの世界の最大の魔力が500なんだけど、永遠のお母さんは490なんだ」

「!…多すぎじゃない?」

「永遠の家系の人が魔力みんな高いからね」





 ちょっと待て…私の家に家系なとあったのか…?

 お母さんから聞いた事ないよ?





「私…聞いた事ない…」

「そりゃあそうだよ。自分から魔法使いですって言ってるようなもんだよ」

「あ…そっか」

「で、それで、永遠は永遠のお母さんの魔力を遺伝してるから魔力高いよ」

「わ、私も…⁉︎」





 でも、本で読んだ事あるけど、魔力が暴走したりとか無いのかな…?

 聞いてみようか。





「で、でもさ、魔力が高い程、暴走したりとか無いの…?本で読んだ事あるだけだから分かんないけど」

「そりゃああるよ。でも永遠は人間の血も受けずいてるから、暴走とかは無いよ」

「そっか…」





 何だろ…さっきよりも、スホくんの顔が暗くなったみたいな。

 スホくんも魔力高いのかな?





「スホくんは魔力高いの?」

「え…ま、まぁ」





 完全に戸惑ってる。何かあったんだ。

 力になりたい…





「スホくん…私、話し聞くよ?」

「ありがとう…でも大丈夫。あー、やっと本題に入れる」

「本題…?」





 まだ入ってなかったの?知らなかった。

 聞きたい…この話はとても面白いから。





「あ!でもその前に改めて自己紹介しよう?私、スホくんの事、知りたい」

「う、うん…」





 あれ?次はなんか引いてない?

 あ…!まただ!

 私、またスホくんに顔を近付けちゃった。





「あ、ごめん…癖になり始めてるような気がしてきた」

「あ…いや、大丈夫。じゃあ自己紹介どうぞ」

「私は永遠。趣味は探検かな?性格は鈍感って言われる」

「俺の正式名称は、すほ・グロース。趣味は魔法の特訓かな?性格はマイペースって言われる」





 スホ・グロースなんかかっこいい。

 私にもあったりするのかな?

 って!まずは本題に!

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