第1章3話 血塗られた歴史
長い間休載してしまい申し訳ありませんでした。
また連載していきますのでよろしくお願いいたします。
「それではこの世界の歴史をお話しましょう。」
「昔、この世界に魔法という概念が無かった頃のお話です。その頃は戦争なんてものは一切無く、あっても国同士のちょっとした小競り合いぐらいの規模でした。しかし、その平和な時代はそう長くは続きはしませんでした。ある国が一夜にして滅びたのです。」
「滅びた?戦争は無かったんだろ?」
「はい、戦争はありませんでした、しかし、ある男が一人でその国を滅ぼしたのですから。」
「一人でか!?」
「えぇ、しかもその頃の時代には無かった魔法を使ってです。その事を知った近隣諸国の人達は恐怖や絶望な陥ったと思います。当然ですよね、一人で国を滅ぼすほどの力を持つ者がいるのですから。」
「それでも、その恐怖や絶望に墜ちなかった人もいたみたいですね。その男を自国に引き込もうと考える人が何人かいたみたいです。」
「おい、それって」
「えぇ、自分だけ助かろうという愚かな考えです、この考えを持つ者が起こした行動は何か分かりますか?」
「戦争か」
「その通りです、戦争の始まりです。平和だったこの世界が戦争に染まった歴史です。」
「この世界の歴史は分かったが、何故俺が呼ばれたんだ?」
「これは知られてない歴史なのですが、魔法を使った男が予言したのですよ」
「予言?」
「この世界はいずれ滅びるだろうと、そしてその滅びを止めるのは一人の勇者だとね」
「つまり、俺はその魔法使いの予言とやらのせいでこの世界に呼ばれたのか?」
「そうなりますねー」
「じゃあ聞くが何で俺なんだ?他にもいるだろ?」
「あ、それは適当ですよ。」
「マジで迷惑な話じゃねーか!!」
物凄く笑顔で妖精は
「ドンマイ!!」
「こいつうぜー!!」
さて、この世界の歴史をしったアキトはどうするのでしょうか?
次回をお楽しみに!