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才女の異世界開拓記(なろう版)  作者: 初仁岬
貿易都市ノアーク編
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第53話 才女、貿易都市を歩く《Ⅰ》

お久しぶりです。

久しぶりに続きを書いたので、めっさ短いです(汗)

 門を見学した私たちが次に向かったのは、その場から歩いてほど近くの港だった。

 ただし、貿易港ではなく漁港。

 ノアークは貿易都市のため、多くの国や地域から輸送船がやってくるが、少し離れたところには良い漁場があるのだとか。

 更に、外から輸入した生鮮食品も並ぶため、漁港に併設して大規模な市場があるのだ。

 そのため、貿易港だけではなく、貿易港の三分の一程度の大きさだが、漁港が隣接して設けられている。

 とはいえ、それでも十分に大きい漁港になっていて、何隻もの漁船が浮かんでいる。

 木造船のため中々に頼りないようにも見えなくもないけど、船が綺麗に並んで浮かんでいる光景は、どこか懐かしさを感じるものだった。

 そして、ここで先程、脇道にそれて行った馬車の幾つかがあることに気がつく。

 日本にいた頃の漁港もそうだったけど、結構脇に逸れた場所に市場を構えることが多いように思う。

 駐車場だけちょっと離れていたりね。

 つまり、全部が全部かは分からないけども、裏通りに白の要件があって来ているということだ。

 他の馬車に関しても気にしすぎだったのかもしれないわね。

 まずは、海沿いを歩いていく。

 ずっと山だったから潮の匂いは久しぶりだ。


「流石、カルディア王国の最大貿易港っていうこともあって大きいのね」


「ええ、国中の料理人がここへ買い付けに来るほど、鮮度がよくと種類が豊富な市場になっています。

 また、都市の政策で比較的低価格で手に入るのも魅力ですね」


「低価格で手に入る?」


 都市の政策とはいえ、低価格で提供すれば店主が赤字を出しかねない。

 それに、この広さの市場を運営する以上、出店料だって馬鹿にならないはず。

 殿下の口ぶりからして、王家が関わっているわけでもなさそう。

 だからと言って、差額分を税金から払う訳にもいかないだろう。

 そうすると、儲からなくてもお金が手元に入ってくることになるものね。


「何代も前のヴェナー家当主が打ち上げた政策でしたか」


「? アビスは知ってるの?」


「ああ。爺さんから聞いたことがある。

 当時のヴェナー家当主は港としてでなく、商いも発展させたいと考えていたらしく、その方法を模索していた。

 ある日、都市の視察で歩いていた所、庶民が屋台を出しているのが目に入ったらしくてな。

 誰でも簡単に飲食店を経営出来れば、発展するんじゃないかと考えたそうだ」


「飲食店だけでは発展しないんじゃないかしら?」


「普通はそう考えるだろう。だが、当主は違った。

 迷わず、屋台に売られている料理を購入して食べたらしい。

 この都市は当時から多くの珍味なども港に入ってきていたからな。他の地域では味わえない独自料理だったのさ」


 つまり、珍しい食材の手に入るからの料理は郷土料理となり得る。

 そして、それを目当てに人が来るのだとすれば、商いも捗るというわけだ。

 当主はその後、すぐに新たな政策を始めたらしい。

 それが、低価格で販売させることだという。

 元々、波に乗るまではヴェナー家のポケットマネーで運営していたようだが、今はお店を経営するものが月の売上の数%を都市に納め、そこから市場の各店舗へ売上に合わせて金額を分配しているようだ。

 当然、都市の運営するこの組織は黒字になるように運営されており、利益分は管理業務を担っている職員たちの給料と、市場全体の改装や整備の費用として還元されている。

 要約すると、市場が安く食材を提供するから新人でも簡単に飲食店が営め、飲食店が儲かるからこそ、市場で生鮮食品を販売できるとこういうわけだ。


「我がカルディア王家は古くから貴族制を取り入れていますが、それと同じくらい力を入れていることが“全ての国民に平等な機会を”ということです。

 この政策はその意図を汲み取ったヴェナー家当主が発案した、まさにお手本となる政策です」


「へぇ……、貴族は自分の威厳を誇示する人なんだと思ってたけど違うようね」


「流石に全部というわけではありませんがね。

 実際、カルディア王国も王家派と貴族派に派閥が分かれています」


 それはまた面倒そうな……

 まぁ、私の様子をよく見に来ている貴族の人たちは皆、王家派なんでしょうね。

 話してみると秘書に庶民出の人がいることも多々あって、それが当たり前のように接してくるんだもの。

 聞けば、身分に甘えた秘書ほど使えない者はいないらしい。

 身分に関係なく優秀な者を手元に置くというのは、それこそ王家の“全ての国民に平等な機会を”を体現していると言える。


「幸いというべきか、貴族派の人にはまだ会ったことはなさそうね」


「でしょうね。歴史は古くとも辺境に住んでいる貴族が多いですから」


 会わないのは当たり前ね。


「さぁ、早速中を見て回りましょうか」


 殿下に連れられて皆で市場の中へと入っていった。

 本来の目的なんか忘れてね。

皆さん、こんにちは。そして、大変おまたせしました。初仁です。

最近何やってたかって? FF14やってました。

今年、新パケの発売ですからね。力も入ります。

更に明日からは新パケの予約もということで、店頭にダッシュしてこないといけません。

ただし、未だ就活終わらずのクソ野郎なので来年度のことが全然分かりません。

気楽に生きます。


そんな感じで過ごした結果、カクヨムコンは才女しか間に合いそうにないので、他をエントリーから外しました。

もう少しゆっくり書きたいしね。

才女は、ちょいちょい修正しつつ投稿しております。

初っ端が読者選考で、これ超えないと審査員の目に止まりませんから、こちらで読んでくださっている皆様、どうか、カクヨムの方もちょっとした登録は必要ですが、評価やフォロー等の応援をして頂ければと思います。


次も来週の火曜の予定。では、また次回。

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「才女の異世界開拓記(カクヨム版)」
この作品の加筆修正版を投稿しています。
なろう版が読みにくいと感じている方は、カクヨム版をご検討下さい。

「近代魔術のレッツェルシーカー」
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