キャラクター図鑑(〜43話まで)
☆カルディア王国☆
《被召喚者》
○相澤才華
日本よりカルディアへ召喚された被召喚者の一人。主人公。十八歳。
元々、東大受験を見据え日々勉学に励み、本人の知識欲も相まって非常に知識が豊富。
僅か一週間ほどの独学で、一般常識レベル以上に精霊魔法の知識を取り込み、実技に至っては騎士団の魔法師を遥かに凌ぐ使い手。
精霊たちとの相性は他の者と比べて突出しており、精霊視などの特殊技能も保持している。
また、精霊との意思疎通が出来るが故に、オリジナルの複合精霊魔法を行使し、カルディア王国防衛の要である武神の一人ミカヅチを大いに驚かせた。
使用する武器はオスカー・カルディアより与えられた霊刀クロシェット・アイレと、ヴェル及びアルによって造られ精霊王の加護を受けた二丁拳銃。
教会にて洗礼を受けたことにより、神から尋常ならざる加護を与えられる。
与えられる霊力は自ら抑え込まないといけないほどに多く、戦闘時に解放すると、同時に抑え込まれている魔力も増大し、魔力災害もさながらの魔法行使を可能とする。
それと加えて神聖魔法の一つである治癒魔法を習得したこともあり、洗礼に参加した貴族経由で聖女としての肩書が拡散。王都カルディアでは知らないものがいないほどに有名となった。
しかし、その一方。武神をも打ち砕く戦闘能力から脳筋聖女とも呼ばれており、マイア経由でそのことを知った時は頭を抱えた。
○澤入来斗
日本よりカルディアへと召喚された被召喚者の一人。
被召喚組の中では最年長の二十歳。
少し取っつき難い口調をするものの仲間思いで、年長者として才華、恵子、鎮を守れるような人間であろうと日々努力を続けている。
才華の自重しないスタイルに呆れつつも、どこか憧れを感じており、才華が何かしでかそうとすると加担する傾向にある。
武器は両手剣を使用。精霊魔法が得意という訳ではなく、無属性魔法である身体強化を駆使し肉体のみで相手を打倒する物理攻撃特化。
一応、勇者認定を受けているが詳細は不明。
○島根恵子
日本よりカルディアへと召喚された被召喚者の一人。
被召喚組の中では最年少の十七歳。
両親に大切に育てられていたために、召喚されて数日はホームシックに陥っていた。
暫くして才華と出会い、定期的に才華の部屋でお泊りするようになってからはカルディアの生活に慣れ始め、ルカが気を使っていることもあり、元の調子を取り戻した。
元々、日本では音楽や弓などを嗜んでおり、弓を使った魔法攻撃特化の兵種・弓魔攻術を習い中距離支援型としての地位を確立した。
現在は才華の研究に付き合い音奏魔法を駆使した吟遊詩人へのクラスチェンジを見据えて訓練を重ねている。
○夕霧鎮
日本よりカルディアへと召喚された被召喚者の一人。十九歳。
どこか穏やかな口調が特徴の好青年。
ハキハキとした性格の才華をある意味で尊敬しており、彼女の行動に戸惑いを感じることは多々あるものの根本的に否定することはない。
武器は盾と剣を使用。精霊魔法もある程度扱えるため、兵種的には魔法剣士という扱いになる。
自分は来斗の支援をする側だと考えており、才華には及ばないものの必要最低限の知識を身に付け、どちらかと言うと、防御に重心をおいた戦闘スタイルを用いる。
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《王家》
○オスカー・カルディア
カルディア王国の国王。
歴代国王の中でもトップクラスのお人好し。
才華たちと初めて会った際には柄でもない、The国王を演じたりするのなどの茶目っ気がある。
しかし、それはあくまで召喚による不満が統括者たちではなく、自分に向くように仕向けるためのもの。オスカー自身、四人に対し憎まれて当然と考えているが、その矛先を統括者に向けるのはお門違いと考えての行動だった。
その優しさ故に家臣、国民の皆から慕われている。
○フィーラス・カルディア
カルディア王国第一王子。
今年で十八歳になる青年。顔立ちがよく綺麗な金髪碧眼のためにファンは多い。
同い年で周りから期待をされている才華に、同じく次期国王として期待されているために親近感を感じている。
既に成人している身であり、王家の長男でもあることから父オスカーからも多くの仕事を任されている。
最近では各領の訪問などは代行することが多く、才華の召喚後は度々、王宮を離れている。
旅の同行はフィーラスからオスカーに頼み込んだため実現した。
フィーラスはこれを機に才華をよりよく理解出来ればと考えている。
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《三武神》
カルディア王国防衛の要と言われている者たちの総称。
○ミカヅチ
カルディア王国の武神。
三武神の中では近接戦闘を担当しており、その実力は相当なものである。
異世界人の血を引いている。
強さには血の力によるものも多いが、ミカヅチ自身、血に頼らず才華に敗北して以降はミナカタに魔法を教えてもらうなど勤勉であり努力家でもある。
○ミナカタ
カルディア王国の武神。
三武神の中で魔法を担当しており、その腕から被召喚者たちの指導係に任命される。
魔法を扱っていることもあり非常に博識。
才華の知識欲と才能には一目置いており、可能な限りの環境を整えようと色々と手を回している。
魔族のアウスナとは仲がよく、外では一緒に行動することが多い。
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《王宮主要人物》
○ガウル・ガロワ
カルディア王国の宰相。
オスカーとは学友で、その理想を実現するために奔放する。
ある意味で才華とルカの関係に似たオスカーのよき理解者。
その反面、オスカーを敬っている訳ではなく、大事な謁見でオスカーが崩れ落ちた際にはジト目を向けている。
○アウスナ
カルディア王国に仕える魔族。
王国内の魔族は少なからず存在するが、アウスナはその中でも唯一、研究者としての地位と場所を王から与えられている。
主に、魔物や魔族の使用する魔術の研究をしており、魔法を扱うミナカタにはよく研究協力をお願いしている。
○ルカ・ルーザ
次代の侍女長として期待されている見習い侍女。才華専属。
才華の規格外すぎる才能に気後れし、仕え始めた当初は戸惑うことも多かったが、ベルモットやミナカタなどのアドバイスもあり、侍女としてではなく、才華の異世界における最高の理解者ルカ・ルーザとして側にいることを選択した。
才華のことは初めて会った当初からその美貌に惚れており、その依存度は気後れがなくなる度に強くなっている。
本人は気付いていないが、才華の生活の一部となっており、才華自身がルカなしには生きていけなくなるだろうと思っている。
間違いなく現侍女長候補で最強と言える家事能力を備え持っている。
○トト・アシュレイ
カルディア王国医療科の顧問。女性初の医療科顧問という有名人。
おじいちゃんっ子だったため、日本語も堪能。
祖父は日本で薬剤師をしており、トトも薬に関する知識を受け継いだ天才。
生活能力はなく、アビスによく世話をされている。
実家は街の食堂を営んでおり、暇な時や行き詰まった時は実家でタダ飯を食べながら時間を潰している。
○アビス・クレオス
カルディア王国医療科の副顧問。トトの幼馴染。
アビスもトトの祖父から薬に関する知識を受け継いでいるが、トト一人で事足りるため、どちらかと言えば医師としての活動が多い。
また、研究員としても活動しており、被召喚者四人の魔力量計測を担当したほか、現在でも才華のみ魔力量計測を個別で行っている。
何だかんだで才華に想いを寄せており、トトに聞かれた際に、魔力量計測で下着姿になる才華を相手に理性を必死に抑えていると答えるなど、平然を装いつつ普通に男の子だったりする。
○マイア・クレオス
アビスの実妹。ブラコン。
トトの母親から日本の調味料を生産する工場を与えられており、工場長として仕事をしている。
元々は泥棒猫と呼んで嫌っていた才華を今では敬愛しており、アビスと才華をくっつけようと奮闘している。
そのため、アビスがしていた医療科の書類仕事やトトの世話を代行するようになり、工場は副工場長に任せつつ、たまに様子を伺いに行っている。
○ヴェル・ド・ユグミル
カルディア王国が誇る天才鍛冶師。ドワーフ。
皆からは種族関係なく「親方」と呼ばれて慕われている。
才華がサスペンションの設計図を持ち込んだ際には、その完成度に驚き、即決で協力することにした。
また、実際に完成したサスペンションの性能を気に入り、その技術をもたらした才華への恩返しも兼ねて、才華の持つ二つの銃を作成した。
デザインこそアルのものではあるが、ヴェル自身が設計し、自らの手で全てを作成した武器は今のところこの銃だけである。
その出来は凄まじく、結果として、精霊王の加護を百パーセント定着させることに成功した。
○ティシャ・ユートリー
ヴェルの住む山奥からほど近い位置に建設されたダムの管理を任された部隊の隊長。
二十四歳という若さながら、ベテラン顔負けの実力を持ち、新人部隊の教官として弁を振るう。
厳しいとこもあるが、しっかりとした人格であるため、隊員たちから慕われている。
○アル・ブリューソー
カルディア王国教会の司祭。エルフ。
長寿のエルフながら二十五歳とかなり若い。
しかし、長寿故にのんびり屋として知られるエルフ族ながら、人間を遥かに超える早さで知識を吸収。
あっという間に、司祭の座を得た。
また、後輩思いなところがあり、身を削りながらボランティアで国政を片す聖人でもある。
○エル・グラビ
カルディア王国教会所属の治癒魔法の使い手。教会横の宿舎で診療所を開いている。
治癒魔法は一流だが、その他はとことんポンコツで、一日に転ぶ回数は両手両足では数えきれない。
普通であれば痣だらけになるところだが、自己修復魔法とでも言うべき特性を保持しており、怪我をすると無意識の内に自身の体を治癒魔法で治してしまう。
最近では、才華の遠征に同行すべく、ルカの指導の下、侍女見習いとして脱ポンコツを目指している。




