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偽りと隣り合わせの記憶   作者: 園道 銀色
2/2

File.2「記憶の中の少女」

更新が諸事情で遅れ、更にこれからもかなり遅れてしまいます。ご了承下さい。

体を起こして首を振る。俺は眠気を払い落とした頭で考え、答えを出そうとする。

あれは夢だ。そもそも俺には姉なんていない。だが━━


『ハヤト!ハヤトォ‼︎』


フラッシュバックした光景には必死に手を伸ばす少女の姿。

夢の少女は確かに俺の名を呼び、俺を繋ぎとめようとしている。

…おかしい。今日に限って何故こんなにも胸が痛むんだ?

締め付けられる様な胸の痛みは彼女の姿を鮮明に呼び戻させる。

流れるような黒髪と真紅の瞳は今の俺の特徴と同じ

華奢な体躯、耳に届く叫び声は俺の目が、耳が微かに憶えている。まるで、思い出を懐かしむ様に。

「俺は…」

ある種の疑問を誰となく呟こうとした途端、耳を劈く大音量のアラーム音。

「…うるさい」

側に置いていた目覚まし時計を上から乱暴に叩く。(朝が弱い訳ではないのだが、今日はいつもの鍛錬も無いために寝続けてしまいそうだと思っていたのだ)

何か大事な事を思い出そうとしたのに、自分の仕掛けた物に邪魔されて上手くまとめられなくなってしまった。

「もう…いいか」

考えを振り払うかのように俺は再度首を振り、いつもと変わらぬ動作でゆっくりと立ち上がった。

先程も申しましたが、諸事情で更新が遅れてしまいます。読んでもらっていて申し訳ないのですが、期待はしないで待って頂けると嬉しいです。

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