6/6
6
千葉県四街道、片田舎の駅の隅で金髪の男は手帳をめくっていた。
手帳の内容(盛山ヒロキ、精神科医、患者に対し威圧的な態度をとることが多くときには悪口も平然という。これまで15人の患者を自殺へ追いやった。)
金髪の男「すぐに終わらせるか」
男はそういうと手帳をパタンと閉じメンタルクリニックへ向かった。
メンタルクリニックにつくと受付にはずんぐりとしたおばさんが座っていた。
受付「こんにちは」
金髪の男「こんにちは」
男は用意していた保険証を渡した。もちろん偽造だ。
男は問診票を書き終えると席について呼ばれるのを待った。
「はい、3時の5番」
金髪の男の番号が呼ばれた。男は診察室へと向かった。
森山「本日はどうされましたか。」
金髪の男「高圧的な態度をとる人がいて困っている。」
森山「それは大変ですね。」
金髪の男はおもむろに席を立ち森山のところへ近づいた。
森山「なんですか?」
少し怯えた表情で言った。
金髪の男は何も答えず、ただ森山の肘の部分に指を触れた。
金髪の男はそのまま診察室を出た。
その夜、森山ヒロキは首を吊った。




