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この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
プロローグ
???「あれ、どうしたんすか、そんな神妙な顔して」
???「そろそろやらなくてはならない」
???「あー、この組織ですか、いろいろと噂になってますよ、日本で迷惑行為をしている巨大組織があるとか。」
ー神奈川ー
慌ただしく往路を歩く人混みの中、ナオはメモ帳を開いた。
(ターゲットは…湘南大学東海キャンパスに勤務する金子雅也)
メモ帳にはびっしりとターゲットに関する情報が書かれていた。
メモ帳を見ることに気を取られぶつかりそうになりさっと横に避けた。相手の男は何も言わずに去って行った。
湘南大学東海キャンパス ×号館201室
金子「ライティングテストを返却します。みんなよくできてた、がんばったな。
ただ、一人だけインターネットから引用した学生が一人いた。証拠はでていないが、教員たちと話し合いの結果大きく減点することに決まった。」
学生「え…先生」
金子は学生に目だけを向けた。
学生「証拠が無いのにいいんですか?」
金子「たまたまネットの文章と一致することなんてありえないだろ?それに本当なら違反をした学生は全科目単位を落とす決まりなんだ。」
疑われた学生(金子はあいかわらず読解力げなくて話が噛み合って無いな)
金子「それじゃあテストを返却する」
疑われた学生はため息をついた。周りの学生はかなりの高得点が与えられていたが、自分だけあからさまに低い点数だったからだ。
なぜ金子が自分にだけ嫌がらせをしてくるのか思いあたる節があった。病院の予約と授業が重なってしまい金子に直談判したのだ。やむを得ない理由があれば欠席扱いにはならないと学則で決まっている。
疑われた学生が通う病院は融通がきかない病院で、しかも薬がもらえないことは、その学生の命に関わる重大な事だった。
ー20時ー
金子は駐車場に停めていた車に向かっていた。
金子は赤信号になり横断歩道の前で止まった。夜の20時だが大学周辺はまだ学生がちらほらいた。
金子「なんですか?」
金子は見知らぬ男に肩をポンと叩かれた。
男「人違いでした。」
金子は道路に顔を戻し、トラックが走る道路に進んだ。
ナオ「無事、完了しました。」
???「ご苦労」
ナオ「死因は交通事故、目撃者は多数いましたが、みなただの事故と思っているはずです。」
ナオ「これで傷つく学生が一人でもいなくなるといいですね。なにせ、彼は人間界でいうアカハラの常習犯ですから」
???「金子が自主退学へと追い込んだ学生は何人もいる」




