表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/50

0. ありふれた鮮烈

初投稿です。よろしくお願いします。

 燃え盛る炎、ひしゃげた父、潰れた母、そして『鬼』。


 昔遭遇した、この世界では特別珍しくもない光景。

幼く、ただ泣きじゃくることしか出来なかった自分がその『鬼』の構える金棒に叩き殺されるのもまた、特段レアな状況というわけではない。

 そして。


「怪我はないか!? もう大丈夫だ!!」


 鬼を銃で撃ち殺した、灰色のアーマーとヘルメットを纏った男たち。

親を目の前で惨殺され、泣き叫ぶ非力な子供が防衛隊に助けられる。探せばいくらでもあるようなありふれた話だ。

 それでも。


 涙で霞んだ視界に映る逞しいその背中に、鼓膜を打った力強い声。


 あの日、自分を救った、その全てを。

 今も鮮明に覚えている。

次話もあるのでぜひ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ