表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/4

家族の愛に触れて

これで最終話です。

ボクは、驚いた。

両親がボクに、今までのことを謝って来たからだ。


ボクは、そんな大切に思われているとは思っていなかった。


いきなりどうしたのかと、ボクは問う。

両親は、玖砺堵の事があって、怖くなったからだという。


もしかしたら、また暴力をふるったり、暴言を吐いたりするかもしれないけど、そのたびに理由を見つけて謝る、とのことだ。


最初は戸惑った。

そんな甘い言葉で惑わせようとしているのか、そう思った。


でも、両親の真剣な表情を見て、本当なんだなって気づいた。


うれしかった、そんな風に思ってもらえていてたことが。

うれしかった、心配してくれたことが。


両親はボクに、これから仲良くしていこう、と言う。


それを聞いて、ニコっと笑い、ボクはこう返した。


こちらこそ、って。


ボロボロだったココロは、少しだけ回復したような気がする。






それから、しばらくが経った。

今はまだ完全に収まったわけではないが、家族三人で仲良く暮らしている。


今までできなかったことを、たくさんしていく。

ボクの要望も聞いてもらえて、うれしかった。






家族の愛に触れて、ボクはココロが弾むのを、感じていた。

ここまでお読みいただきありがとうございました。誤字脱字があったら教えていただけると嬉しいです。アドバイスや感想も送って下さったら幸いです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ