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番外編1

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ランクルスを倒した僕らは屋敷に帰り疲れのせいか、それとも緊張が溶けたせいか、三日三晩寝ていた。


「んー…ふぁー…んっんん???」


僕は朝光と妙な体の重さを感じ目を覚ました。


「んー…悠真様…」


「悠真…」


「にゅーんーん…悠真…君……」


「えっ?なに?なに?」


僕は訳がわからず下に顔を向ける。


(うん…状況は飲み込めた…いつものごとくだね?でも………なんで君まで混ざってんの!)


僕の見た先には何時ものようにイリアルとユリーシャが隣で寝言を言いながら眠っている。

そして、花菜が二人と同じように寝言を言いながら僕のお腹に乗り眠っていた。


「えーと…花菜?なんで僕の上に乗っかって眠っているのかな?」


僕は花菜の肩を少しだけ揺らしながら小声でそう言う。


「んーんー…悠真君…暖かい…」


「おーい!花菜?起きてくれないかな?」


僕はさっきよりも少し声のボリュームを上げてそう言う。


「むにゃむにゃ…悠真……君?何かな?」


僕の声に花菜は目を擦りながらあくびをしながら目を覚ました。


「えーと…おはよう?花菜?」


「んー?悠真君が近くに…えー!なんで私、悠真君の上に?えっ?どういう?」


「ちょっ…花菜…落ち着いて!上でそんなんされると苦しいから…」


「あっ…ごめんね…」


花菜は俺の言葉にハッとなりおとなしくなる。


「花菜…ちょとまってね!今、ユリーシャとイリアル起こすから…」


「うん…」


花菜はコクリと頷き小さくそう言う。


「ゆ…」


僕がユリーシャを起こそうと手を肩にかけた瞬間


「悠真!外になんか変な奴が!」


「主!外になんかいる!」


ドアが勢いよく開きエリとアルがそう言いながら入ってきた。


「「「「へっ?」」」」


僕と花菜、エリとアルはそんな声でお互いを見る。


「これはどういうことかな…悠真?」


「主?ユリーシャ様やグランデル様がいらっしゃるのに花菜さんにまで手を出したのですか?」


「えーと…エリさん…アルさん…顔がとても怖いんですが…それとこれは何かの誤解ですよ?」


僕はエリとアルの顔を見て精一杯弁解を言おうとした。


「誤解も何も、今目の前の光景が事実だと思うけど?はだけた花菜さんが悠真の上に乗っている…これの何処がてを出してないと言えるのかな?」


「主…白状してくだされば、今回だけは平手打ちで許してあげますので…正直に言ってください」


「いや!だから、これは誤解だって!なぁ、花菜からも言ってよ!」


僕は二人の殺気に汗をダラダラとかきながら花菜にふる。


「えーっと…ほんとに誤解ですよ?何故か起きたら悠真君の上で寝ていて…」


花菜は苦笑いしながら二人にそう話す。


「では、花菜さんはなんでそんな事に?」


アルが花菜の服装の乱れを指差しそう言う。


「えーと……」


花菜はそう言って僕に目を向ける。


「いや…僕にもそれは…」


「うーん…なんだ?騒々しいな?」


「何かあったのですか?」


僕らの声にイリアルとユリーシャは目を覚まし、目を擦りながらそう言う。


「えーと…イリアルさん、ユリーシャさん、何故か悠真君がこのお二人に怒られてまし……」


花菜はそう言いながら二人に目を向けると言葉を失ったようだった。

花菜も驚くのは仕方ないだって素っ裸の状態で半身を起こした二人の姿があったのだから。


「はぁ…二人ともまた?」


僕は馴れてしまった光景にため息混じりにそう言う。


「だって、悠真様の傷を癒すのはこれが一番早いので…」


「そうだな!で…悠真よなんでアルとエリから怒られているのだ?」


「いや…それが、かくかくしかじかで…」


「そうか…」


「そうなのですね…」


二人は頷きながら僕の話を聞いた。


「えっ…ちょっと待って…悠真君…二人が裸なのはどうして?それと、悠真君がそんな二人を見ても平然としているのは?」


「ん?あぁ…いつもの光景だよ?僕が傷をおったり、魔力を結構使った時はこうして癒してくれるんだけど、裸だと癒しが早く働くらしくてね?」


僕は何食わぬ顔で花菜にそう言う。


「…………」


花菜は体をプルプルとさせながら僕を見ている。


「ん?花菜…どうかした?」


「悠真君の…変態!」


「ごふっ…」


花菜は、僕の顔に思い切りビンタを食らわし、お腹を蹴って僕から離れると、全力で何処かに駆け出していった。


「ケホッ…ケホッ…なに?」



訳が分からずポカーンとなっている僕だったがよくよく考えて見ると重大な事に気がついた。


「あっ…そうか、しまった…」


僕はそう言いながら花菜を追う。


「花菜ー…待って!誤解だよ!僕の話きちんと聞いてた?」


「聞かずとも分かるよ!二人は悠真君のフィアンセ…婚約者なんでしょ?それだったら、あんなことやこんなことしててもおかしくないもんね!」


「やっぱり…きちんと聞いてない…花菜…誤解だよ…だからちょっとまってって!話を聞いて!」


そう言いながら逃げる花菜を捕まえようとするが三日も寝ていたせいかそれともまだ体が癒えていないのか、僕の体はうまく動かずなかなか花菜に追い付けない。


「変態悠真君と話すことなんてないよ!」


花菜はそう言うと屋敷の玄関のドアを開け外に出た。


「だから誤解なんだよ!」


僕はそう言いながら花菜を追い玄関のドアに手をかける。


「きゃー!」


「花菜!」


外で花菜の叫び声が聞こえ僕は勢いよく玄関を開けて外に出た。


僕が外に出たら花菜は玄関先で棒立ちで立っている。


「か…な?」


僕はゆっくりと花菜に近づき肩に手を置く。


「悠真君!」


花菜はハッとなって僕の方を向くとギュッと抱きついてきた。


「えっ?どうしたの?」


僕が訳も分からずうろたえていると花菜は震える指で森の方を指差た。


僕は花菜の指差す方に目を向けそして、言葉を失った。

花菜が指差した方には、巨人といってもいいでかさの怪物が立っていた。


「なに…あれ…」


《ここは…どこ?君たちは…誰なの?》


「うっ…なに?テレパシー?頭に直接声が聞こえる…」


「あっ…主ー!見ましたか?あの巨大生物…」


僕が頭を抱えているとアルがそう言いながら駆け寄ってきた。


「アル!あれはなに?」


「それが…目を覚まして外に出てみたらもうすでにそこに立っていたんです!」


「いきなり現れたとしか言えませんね?」


アルの後に服を着たユリーシャが現れそう言う。


「でも…何処から?」


《悠真…悠真!》


僕がボソリとそう言っているとアルンが声をかけてきた。


「どうしたの?」


《多分だけどあの子別の世界から来てるよ?次元の歪みに触れちゃったんじゃないかな?》


「次元の歪み?」


(はぁ…一難去ってまた一難。ドラゴンの次は巨大生物か…見た感じのってらぼうだし…話通じるといいけどな…)


僕はそう思いながら巨大生物の方を見上げたのだった。

最後まで読んでいただきありがとうございます!


番外編のコラボはこの小説家になろうで知り合ったミーシャさんが書いている小説、無名の異人の主人公のスレンダーマンです!

きちんとミーシャさんにも許可はとってあります!番外編ではスレンダーマンと悠真たちの噛み合いそうで噛み合わない面白コメディでやろうと思うので次回もよろしければ見てください!

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