決戦の始まり(前編)
よろしくお願いします!
僕らは今、ドラゴンとグリフィンに乗り決戦の地に向かっている。
「悠真様、振り落とされたら大変ですので、しっかり掴まっていてください!」
「えっ…でも…」
僕は、あたふたしながらそう答える。
僕がそうなってるのには、ちゃんと理由があるそれは……………どう腕を回しても、ユリーシャの胸に腕が当たるからだ!!
今からランクルスと戦いに行くというのに…
「はぁ…」
「悠真様!」
「えっ…」
ユリーシャの声に僕ははっと目を開けた。
「うわぁぁぁぁぁ!」
目を開け僕は、まっ逆さまに急降下している自分に気付きそう叫ぶ。
「悠真!!」
「悠真様!!」
イリアルとユリーシャがドラゴンとグリフィンを急降下させ僕の腕を掴んだ。
「「はぁはぁはぁはぁ…」」
「ゴクリ…ごめん…二人…」
「貴方は、死ぬ気ですか!」
「一歩間違えたら、人生終わっていたぞ!」
二人の言葉に僕はビクリさせ二人の顔を見る。
「うっく…心臓が…止まるかと…」
「全く…次はしっかりとユリーシャに掴まっとくんだぞ!」
二人の目に涙が溺れる。
「ごめんね…」
僕はもう一度二人にそう言って謝った。
「分かってくれたのならいいいです!」
「うんうん!」
二人はそう言うと、僕をひょいっと引き上げグリフィンの背中に再度乗せた。
「今度はしっかりと私に掴まっていて下さいよ!」
「わっ…分かった!」
僕は、そう言うとユリーシャにがっしりと掴まった。
「では、行きますよ!」
ユリーシャの掛け声と共にグリフィンは急上昇する。
「皆ごめんね…」
皆と合流した僕はそう言い謝罪した。
そして、僕らは再び決戦の地に向かう。
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〔決戦の地〕
「まだかな?」
「お主の狙いはなんだ!」
「んー…今日が決戦日だし、誰が狙いかだけは教えてあげるよ!狙いは悠真だよ?」
「悠真…だと…お主は悠真とどんな接点が…」
「それは言えないよ?」
「…………」
「あっ…もうすぐ来るみたいだね?じゃあ、またね!」
「あいつは…」
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「悠真様、決戦の地が見えてきました!」
「ここが…グランデル王国とアルデルン王国の狭間、ランクルスの炎で焼けた土地…」
「そうです…灰の草原、ランクルスが焼け野原にして命が芽生えなくなった草原です…」
「……この土地再び命吹き返すは、黄金の輝きこの地に降りなす時…その輝き持ち運ぶは二つの力に選ばれし者…」
「ん?イリアルどうかした?」
イリアルのボソリと放ったその言葉に僕は首を傾げてそう聞いた。
「いや、昔、母上が読んでくれた本にそんな言葉があったのだ…」
「二つの力に選ばれし者…異世界より君臨し、二つの力と剣に選ばれしとき、世界は生まれ変わる…」
「誰だ!」
いきなり聞こえた声に僕らは辺りを見渡す。
「上だよ、上!」
声に言われ僕らは上を見る。
「やぁ!三ヶ月、まちながかったよ!」
僕らの目の前には、ランクルスに乗っり、こちらを見る者が一人、顔は仮面を被っていて分からないが、声は間違いなく、あの謎の声だった。
「ふふっ…じゃあ、楽しいゲームをはじめよう…命をかけた最高のゲームをね!」
その者は、少しだけ笑い、僕らを見ながらそう言った。
(仮面で顔は分からないが、僕はこの仮面の者と多分だけど会ったことがある!)
僕は仮面の者を見ながらそう思った。
最後まで見てくださりありがとうございます!
ランクルスとの決戦がようやく切って落とされた今回の話、あと少しで60話とあって、僕自身結構テンション上がってます!
まぁ、テンション上がっても書く早さは変わらないのですが…
次回のモテ僕もよろしくお願いします!




