決戦前夜…
よろしくお願いしますm(__)m
あれから、時は過ぎ、ランクルスとの決戦前日の夜になっていた。
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屋敷近くのとある高原…。
「悠真、行くぞ!」
「悠真様、ご覚悟を!」
「うん!二人とも、いつでもどうぞ!」
「「はぁぁぁぁぁぁ!」」
(ドゴーン!)
空の満月が淡い光で世界を照す時刻、僕とイリアルとユリーシャは屋敷近くの高原で最後の調整でいつもとは少し違った特訓をやっていた。
夜なのに修行とは、見えるのかと思うかもしれないが、月の光が明るいお陰で、なんの問題もない。
(ドゴーーーン!)
僕とイリアルの拳がぶつかり、物凄い音と共に地面が揺れる。
「悠真様、左ががら空きです!」
イリアルはその声を聞き、僕から瞬時に間合いをとる。
「ユリーシャ…甘いよ!」
僕はそう言うと、腰に刺さっている剣を素早く抜き、ユリーシャの攻撃を防ぐ。
「えっ?」
ユリーシャは剣が防がれた事に、驚きそう言う。
「ユリーシャ、退くのだ!」
イリアルの声に、ユリーシャは、パッと僕から身を引く。
「油断したな、悠真よ!」
身を引いた、ユリーシャの死角から、イリアルが力を溜めた拳でそう言いながら、現れた。
「イリアルこそ、油断大敵だよ?」
僕は、イリアルの行動を先読みし、拳をスルリと避け、イリアルの手首を掴み、その勢いでユリーシャに投げた。
「「うっ!」」
二人は互いにぶつかり、地面に急降下する。
(ヤバい…やり過ぎた…)
僕の頭がそう思うより早く、体が行動をうつしており風魔法で二人を浮かせ、そっと地面に下ろした。
「二人とも…大丈夫?」
僕は二人に駆け寄りながらそう言う。
「はぁ………悠真よ………もう少し手加減をしないか……」
「死ぬかと思いました…」
二人は、双方に、そう言うと地面に崩れ落ちた。
「ごめん…まだ、力の制御があまりできてなくて…でも、風魔法の制御はかなり上達したでしょ?」
僕はニコリ笑いながらそう言う。
「まぁ、確かに最後の風魔法の制御はかなり上手くなっていたな…だが…」
「悠真様…下ろす人だけでなく、回りも配慮してください!高原を荒れ地にしたらダメですよ!」
ユリーシャに言われて、辺りを見るとさっきまで緑の高原だった景色が、荒れ地とかしていた。
「あれ?おかしいな?セーブしたはずなんだけどな…ははっ……」
僕は頭を掻きながら、苦笑いしてそう言った。
「まったく…」
「はぁ…たった三ヶ月でここまで成長されるとは、思っても見なかったです」
「ははっ…でも、肝心の力はまだ、解放されてないみたいなんだよね?」
呆れたように言う二人に、僕は苦笑いしながらそう答えた。
「はい!」
そう言って僕は、座り込む二人に両手を出す。
「ありがとな…」
「ありがとうございます!」
二人はそう言って僕の手をとり、立ち上がった。
「いよいよ明日だね…」
「そうだな…」
「お母様…どうか、ご無事で…」
僕らはそう口にする。
「さて、荒れ地のままじゃ可愛そうだから、あの魔法使うね?」
僕はそう言い、とある魔法を口にした。
僕が口にした魔法で荒れ地になっていた高原は、元の高原に姿を戻した。
「まったく、再生魔法なんて、凄いものを手にいれたな…」
「どんなに傷付いた物(者)でも、元の状態に戻すことが出来る魔法…でしたよね?」
「うん…流石に命が失われた人には使えないけどね…これは、皆を守りたいって、二人を守れる男になりたいって強く思ったからこそ手に入れられた力なんだ…あの時に誓ったんだ、強くなって、この世界を守るって…」
ユリーシャの言葉に僕は拳を握りしめてそう返す。
「どんなに腕や足が吹っ飛ぼうが、生きてる限りは、再生出来る魔法…皆を守りたい一心で手にいれた魔法…さすが、私が選んだ悠真だな!」
イリアルは首を縦に降りながらそう言う。
「「ははっ…」」
イリアルの言葉に僕とユリーシャはそう微笑んだ。
「守るよ、この世界の皆もだけど、ユリーシャとイリアルの事も…」
僕は二人を見ながら真剣な眼差しで静かにそう言った。
「うむ、だが、私たちも守られてばかりも尺に会わん…」
「なので、悠真様が危ないときは、私たちも全力で悠真様を守ります!」
強い眼差しで、イリアルとユリーシャはそう返した。
「ユリーシャ様、グランデル様、悠真様ー!夕食の準備が整いました!」
屋敷からララルとアースそう叫ぶ声が聞こえた。
「うむ、すぐ参るー!」
「では、行きましょう!」
「うん」
僕らはそう言うと、高原を後にした。
「いよいよ、明日はランクルスとの決戦だ!これまでにないくらい、辛く苦しい戦いになると思う!」
「皆で力を合わせて、必ず勝利を私たちで掴みましょう!」
「はい!」
イリアルとユリーシャの言葉に親衛隊と信者は力強くそう返事をする。
「では、明日の勝利に悠真よ、一言皆に言ってくれないか?」
「悠真様…お願いします!」
「えっ?あっ…えーと…じゃあ、明日のランクルスとの決戦、誰も欠けることなく無事にまたこの屋敷に帰って来よう!この世界に、明日という希望を!皆、明日はよろしく頼む!」
「はい!!」
僕の言葉に皆はさらに力強く返事をした。
誰も死なせない…必ず守る。
この時、誰もが口には出さなかったがそう思った。
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とある洞窟…
「いよいよ、明日か…ふふっ!どんな感じで楽しませてくれるのかな?楽しみだなー!ふふっ…あははははははは!」
洞窟内で不気味な笑い声が広がっていた。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
なんとか、ランクルスとの最終決戦までたどり着くことができました!
これから先のモテ僕もどうかよろしくお願いします(*^^*)
これからも少しずつゆっくりですが僕なりに頑張っていきますo(^-^o)(o^-^)o




