初めての友達!
少し短いですが( `・ω・´)ノ ヨロシクーです!
僕は今、エリとアルの部屋の床に正座で座っている。
あのあと、僕はエリに引っ張られながらリリアの部屋を出て、エリたちの部屋に連れ込まれた。
そして、正座でエリの罵倒を聞き、そこに、アルとリリアが駆けつけ、今の状態にいたる。
アルはエリをなだめ、リリアは僕の前に立って、一生懸命誤解を解こうとしている。
「なので…あれは…事故、私がひ弱だから、ゆうま様…バランス崩して…咄嗟に私の頭を守ろうとして…ああ…なったの…」
途切れ戸切ではあるが精一杯言うリリア。
「ねっ?エリ…だから、許してあげよう?」
苦笑いしながら、アルは言う。
「………はぁ…どうして……どうして皆こいつの味方するの?なんで、ホイホイとこいつの事信用できるの?こいつがわざとしてない保証はないのに…」
ため息をつきながらエリは小さくそう口にした。
「エリ…私たちは、この世界の魔王、グランデル様と勇者、ユリーシャ様に使えている、信者と親衛隊だよ?そんな二人が、この世界に何十億ともいるかもしれない、男より、異世界から来た、主に一瞬にして恋に落ちた。あのお二人がだよ?そんな、お二人が信じている、愛している主を私たちが、信用しなくてどうするの?」
「………!」
アルの言葉でエリの目から涙が溢れる。
「そう……それに、エリさんも分かってる…はず…ゆうま様は、誰よりも、人の痛みに敏感で…誰よりも優しい人だってね?」
リリアは、微笑みながらそう言うと、エリに近づき頭に手をポンッとおいた。
「うっ……うっ……うわー!」
リリアに撫でられ、エリは大声で泣いた。
「うっ…分かってる…だけど…皆、こいつの事ばっかりで…私もこいつと仲良くなろうとしたけど、最初あんな態度取っちゃったから…気まずくて…なんかモヤモヤしてて…ワケわかんなくなって……」
エリは、そう言いながら泣き崩れた。
「えっ…」
名前を呼ぼうとした、アルを止め、僕はリリアに変わってとジェスチャーし、エリの前にしゃがむ。
「エリ…ごめんね?そこまで悩んでたなんて気づかなかった僕を許してほしいとは言わない…でも、これだけ言わせて?僕に本音をぶつけてくれてありがとう!エリ…こんなこと、誰にも言ったことないけど、君だから言うよ?こんな僕だけど、僕と友達になってくれない?ユリーシャやイリアルの好いている人と言う扱いじゃなくて、なんでも言いたいことをズバッと言ってくれてもいい、その代わり僕も、言いたいことはズバッと言う…そんな、心からの友達、第一号になって欲しい!」
僕は、エリの頭にポンッと手を置き、そう言った。
その言葉を聞いたエリは、僕に視線を向ける。
「……馴れ馴れしく手をおかないで!でも…いいわ!貴方の……悠真の友達になってあげる!これからは、友達なのだから名前を呼び捨てにしてもいいわよね?」
僕から視線を反らし、涙を脱ぐってエリはいつもの口調でそう言った。
16年、生きてきたなかで、僕に本当の友達ができた瞬間だった。
エリから、名前を呼ばれたことにむず痒くなった僕は、照れ笑いしながらエリに手を差し出す。
「なにニヤニヤしてるの?顔面崩壊してて気持ち悪いんだけど……」
エリはそう言いながら僕の差し出した手を強く握り立ち上がる。
「うっ…早速ズバッと言ってくれるね…エリ…」
僕はガックシと肩を落としトホホといった感じでそう言う。
「友達だからね!」
「はいはい!友達だからね!」
僕らはそう言うと、拳と拳を合わせた。
「エリを友達にしちゃうなんて…やっぱり、主は凄い…」
「ゆうま様…らしい…だから、グランデル様もユリーシャ様も…うう、うん…ゆうま様と関わった人は皆……ゆうま様を好きになる…」
二人がボソリと何かを口にしたように聞こえたが、それは、僕の耳には届かず、後でエリから聞かされた。
その時のニヤケ顔に、キモいとエリから引きながら言われたのは、言わなくてもわかると思う。
決戦が近づいているときに何してるって思うかもだけど、ここで、エリと友達になったことは、後々に僕の大きな力となるって言うのはもう少し先のお話…。
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ランクルスとの決戦まで後60日…
最後まで読んでいただきありがとうございます!
今後もさらに盛り上げていこうとは思っていますが、なんせ、僕…文章書くのも作るのも、下手くそな上、遅いからな…でも、読んでくださる読者の皆様がいるので、頑張ってやっていきたいと思います!




