とある洞窟内の話
短いですが、よろしくお願いします!
運命の日まで後85日…
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とある洞窟の中…
「やっほー、元気かな?元魔王様ー!それともリークって名前で呼んだ方がいいかな?」
仮面をしたその者はひょうきんな声で我はうっすらと目を開ける。
「あっそうだった!これやらないとね?ホイ!今日の分!」
うっすらと目を開けた我を見て、仮面はパンとスープを我の前に置く。
「お主は…一体…」
我は、かすれるような声でその者に言う。
「あはっ!まぁ、気になるよね?でも…秘密だよ?」
仮面はそう言って少しだけ笑った。
「何の…目的で…我を…」
「目的?うーん…強いて言うなら楽しいからが半分でもう半分は復讐かな?」
「ふく…しゅう?我に何の…うらみが…」
「貴方にうらみがあるわけじゃないよ?貴方の知人に少しね!じゃあ、また明日来るね!しっかり食べないと死んじゃうよ?貴方は大事なゲストなんだから死んでもらうと困るんだよね…」
「ふっ!それにしては…随分…雑なおもてなしだ…」
「まぁ…貴方の力を考えたらね?それにしても、3ヶ月は長かったかな?1ヶ月にすればよかった…まぁ仕方ない…特性のスープなんだから食べてよ…勿体ない……あっ!そうだ!いいこと思い付いた!これ食べなかったら貴方の大切な人が一人一人消していく事になるけどそれでも食べない?」
仮面はそう言うとニヤリと口元を見せる。
「くっ!卑怯もの!」
「僕にとってその言葉は、最高の褒め言葉だよ!はははっ!」
我の言葉に仮面はそう言うと声を出して笑った。
「くそっ…」
我は目の前に置かれたパンとスープを手に取ると残すことなくすべて平らげた。
「うん!良かった良かった!じゃあ僕は、また少し寝るとしようかな?」
仮面はそう言うと我の前から姿を消した。
「あいつは一体…」
ここに入れられて約2週間くらいか…久しぶりにご飯を食べたせいか強烈な睡魔に襲われる。
「はぁ…元ではあるが魔王ともあろう我が…こんな牢屋一つ壊して、あの仮面の企みを阻止できぬとは…イリアル…ユリーシャ…そして、悠真よ…この世界を…この脅威から守ってくれ…」
我は小さい声でそう言いながら、目を閉じ暫しの眠りについた…
「眠ったかな?さぁ…あいつがどれ程強くなってるか、楽しみだ!僕を絶望させることだけはやめてほしいけどね…」
眠り際、仮面がそんな風に言っていたような気がするが、強烈な眠気に負け我は意識を失った。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
今回は、悠真たちの話ではなく、イリアルとユリーシャの母親で元魔王様のリークと未だに正体も目的もハッキリとあかさない謎の人物、二人の会話を中心とした話にしてみました。
次回はまた悠真たち主人公視点に戻りますのでご安心を!
では、また次の話でお会いしましょう!今後もモテ僕を( `・ω・´)ノ ヨロシクーです!




