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恐怖への招待

遅くなりましたがよろしくお願いいたします!

リビングに皆を集めた僕らは、洞窟での出来事を告げた。


そして、それぞれ個々の思いを皆に告げ、協力をお願した。


「そのようなことがあったのですね…ユリーシャ様とグランデル様…私たちの世界でもかなり力が強い勇者様と魔王様が壊すことが出来ない結界…ですか…」


ルルーシャが静かにそう口にする。


(そうなのだ…イリアルとユリーシャが壊せない結界をあいつは作っていたて、僕は兎も角、イリアルやユリーシャですら、ただ呆然と見つめることしかできなかった。それほどまでに強い敵だった…しかも、僕たちが来るのを待ってから、僕らの目の前で人を殺した…まるでゲーム感覚でだ…あいつはショータイムと言っていたか…そんなデタラメな奴に強くなっても勝てる保証はない…)


僕はルルーシャが言ったことに色々と頭を巡らせていた。


「…悠真様、グランデル様、ユリーシャ様を強くする協力は出来ます。協力は出来ますが…強くなるのにはそれ相応の時間がかかるのです!その間にランクルスをつれてそいつが暴れたらどうしますか?そいつが暴れない可能性なんてないのですよ?」


僕が頭を巡らせていると、エルグが言う。


僕、イリアル、ユリーシャは確かにと言うふうに顔をしたに向けた。


(エルグが言うのもごもっともだ…こうしている間にもあいつがランクルスをつれて人間界もしくは魔物界に来て暴れるかもしれない…)


けど、不思議なことにあの日から二日が経とうとしているが、何もおきる気配がないのだ。


(なぜあれほどまでの力を持ちながら何もおこさないのか。)


僕は頭をフル回転させてさらに考えるが一向に答えが見いだせなかった。


色々と考えていた僕の頭にふっ…とあの時、助けられなかった女性の姿が現れた。


「もう……もう、一つの命も亡くしたくないな…」


僕が無意識にそう言った時だった。


「ふふっ…」


何処からともなく声が聞こえた。


「誰だ!」


親衛隊と信者の皆は瞬時に戦闘体制に入り辺りを見渡す。


僕とイリアル、ユリーシャは声の主があいつだと分かり辺りを見た。


「こんばんは!ふふっ…あの時のショウは楽しんでくださいましたか?この辺りを散歩していましたら、何やら聞き覚えのある声が聞こえると思い聞き耳をたてていましたが、何やら楽しそうな話だったのでそれに、皆さんの話を聞いていまして楽しそうなことを思い付きましたのでそれを伝えるために声をかけました。」


そいつは姿を見せずに愉快に笑いながらそう言う。


「何、訳の分からないことを言っている!すべこべ言わずに姿を見せろ!」


エルグが声をあらげる。


「うーん…そうですね…では、3ヶ月後にしましょう…その3ヶ月はこちらは何もせずおとなしくしています。」


エルグの話を無視して、そいつは話を続ける。


「「どういう意味だ…(どういうことですか!)」」


イリアルとユリーシャは僕を匿いながらそう言う。


「あー、主語がなかったですね。うーん…これは、何になるのかな?挑戦?招待?…うーん、楽しいパーティーに誘ってるから招待になるかな?まぁ、そう言うのは別にいっか!…ごほん、えーと3ヶ月後に強くなった貴方たちと対決をしようと思いまして。対決場所と日時はテレパシーで送ります。対戦相手は皆さん知っての通りランクルス一頭。うん、決まり!では、3ヶ月後にまた会いましょう」


「待って!君はいったい…」


そう言ったが返事は返ってこなかった。


結局声の正体も分からず、一方的に話をされ、勝手に変な対決を申し込まれた僕たちは呆然と立ち尽くすしかなかった。


すると、窓から一枚の紙が入ってきた。


紙には


(言うの忘れてました。もし、この招待に来なかったり、断ったらこの世界火の海になりますのでそのつもりで、そして、当然ですが負けても同じく火の海になりますので理解していてください!まぁ此方としてはそれも楽しそうなのでいいですがね!)


と書いてあった。


(バン!)


静まり返るリビングに誰がやったかは分からなかったが、大きな音だけが響いていた。

最後まで呼んでいただきありがとうございます!

それでは、またお会いしましょう。

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