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僕らの決心!

よろしくお願いします!

屋敷に帰りついた僕らは自分らの寝室に向かい窓を開けベッドに座り、七夕の意味とどう言う者なのかをイリアルとユリーシャに説明した。


「なんてロマンチックな話なのですか!」


「うむ…なかなかおもしろい話だな」


ユリーシャとイリアルはキラキラとした目を僕に向けそう言った。


「まぁ、本当かどうかは分からないけどね?」


僕は二人の顔を見て微笑みながらそう返した。


(辛いのは苦しいのは二人も一緒…いや僕よりも何倍も辛く苦しいのに…何でこんなにも強いんだろう…)


僕は二人の微笑む顔を見ながらそう思った。


「「…?」」


しみじみと二人を見る僕を二人は首を傾げながら見ている。


「ん?」


僕は首を傾げながら声を出した。


「いえ…悠真様…その…恥ずかしいのですが…」


ユリーシャが体をモジモジさせながら言葉を詰まらせる。


「どうしたの?」


僕はもう一度、首を傾げた。


「うむ…ユリーシャ、せーので行くぞ!」


「あっ…うん…」


二人が何を思っているのか見当が付かない僕はただただ首を傾げ二人を見つめる。


「「せーのっ」」


(がばっ!)


二人は声を合わせてそう言い僕に抱き付いてきた。


「え?のあっ…」


(バタン)


二人からいきなり抱き付かれた僕はバランスを崩し、二人から覆い被さられるようにベッドに倒された。


「ななな…なっ…なに!?」


僕はいきなりのことに戸惑いながら二人を見た。


「えへ…えへへへ…」


「ふっ…ふふっ」


「「グスッ…グスッ…私が弱かったから…」」


二人は僕に抱き付き、少し笑うと涙を流し始めボソリとそう口にした…。


「…」


(僕は何を考えてたんだ…二人は女の子…そんな強いはずがないじゃないか…僕を安心させるため、僕に気を遣ってそう振る舞ってたんだ…二人も苦しみ傷ついていたんだ…泣きたいのを必死に我慢して、助けられなかったことを後悔して、弱い自分を憎んで…)


僕はそう思いながら二人を抱きしめる手に力をいれてギュッと強く抱きしめた。


「悠真…」


「悠真様…」


二人は驚きながらでも少し安心したような表情で僕を見てまた僕の胸に顔を埋めた。


(僕が強かったら…僕の力が完全な物になっていたら…こんな事にはならなかった…今までのような、守られるだけの僕じゃいけない…逃げてるばかりじゃ強くなれない…もう二度とあんな事を繰り返しちゃいけない…僕が二人を…いや…二人が愛するこの世界の人々を守る…話に聞いた昔のように二人とこの世界の人々が安心して、笑って暮らせる世界を取り戻せるように僕は強くなる…いや、強くならなきゃいけないんだ…)


僕は心の中でそう決意した。


僕の胸に顔を埋めて泣いてる二人を一旦放し強い眼差しで二人の目を見て言うのだ…


「僕はもっと強くなりたい…二人から守られてばかりの僕じゃいけないんだ…僕も大事な人を守れる力が欲しい…だから………僕を強くして欲しい!!」


「「任せろ(任せて下さい)!!」」


僕の声かけに二人は涙を 拭いそう言った。


「だが…」


イリアルはそう言うとユリーシャと顔を見合わせ同時に頷く。


「私たちも悠真様と一緒に強くなります!」


「悠真だけに良い格好はさせられない…」


「「私たちにもプライドがあるからな(ね)!」」


二人は交互にそう言葉し、最後に声をそろえそう言った。


「わっ…分かった…」


二人の気迫にたじろいながら僕はそう言う。


「では、ルルーシャたちには私から協力をお願いしておきます!」


「では、エルグたちには私から言っておこう!」


そういって僕ら三人は顔を見合わせた。


「じゃあ、集まる場所はリビングで、詳しい説明は僕がする…でいいかな?」


僕が首を傾げながらそう言うと二人は微笑みながら頷いた。


部屋から出る間際に二人は僕の方を振り返る。


振り返った二人の顔は少し赤みを帯びていて、緊張したような表情で僕を見ると一旦深呼吸した。


そして


「「悠真(様)…私は前より悠真(様)のことがもっともっと大好きになったぞ(です)!!」」


と言い二人は部屋を後にした。


その後、取り残された僕が顔を真っ赤にし思考停止したのは言うまでも無い。

最後まで読んで下さりありがとうございます!

今回は七夕の話を入れようかとも思ったのですがそれは、また今度入れさせて貰います!

七夕の話と一緒に、今回最後にイリアルとユリーシャが主人公の事を「好きだ」と言って部屋を出て行った後にどんな会話をしていたのかを入れようと考えているので興味がある方は番外編を投稿したときに見て下さい!

それでは、また次回お会いできるのを楽しみに僕はドロンとさせて頂きます!

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