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突然の知らせ

昨日のお試し修行が終わり今日は休みの日を過ごしている。


「いったたたたー…」


僕は今ベッドの上でもがきながら苦痛に耐えている。


昨日のユリーシャとの修行で全身筋肉痛になり少し動いただけで痺れが走ったように痛みが全身をまわるのだ。


「はははっ!悠真はひ弱だな。」


そんな僕を見ながらイリアルはそう言い笑っている。


「イーリーアールー…いててて…」


「悠真様…」


一方のユリーシャはシュンとした表情で僕を見ている。


(コンコン)


「悠真様、グランデル様、ユリーシャ様、朝食をお持ちしました。」


そう言いながらアースとララルが部屋に入ってきた。


「おー…すまないな。ありがとう!」


「ありがとうララル、ご苦労さま!」


「アース、ララル、ごめんね?ありがとう!」


僕らはそれぞれ言葉にしてアースとララルにお礼を言う。


「いえ…」


二人はそう言うと部屋の机に朝食を置きお辞儀をして部屋を後にした。


「じゃあ、冷めないうちに食べましょう。」


ユリーシャがスプーンと皿を持って僕にアーンと近づけてくる。


「ちょっ…ユリーシャ!?」


いつもしないことをするユリーシャにかなり戸惑いながら僕は言う。


「早く食べないとこぼれてしまいますよ?はい…アーンして下さい!」


ユリーシャはスプーンを僕に近づけながら言う。


(バン!)


「ユリーシャ様!グランデル様!大変です!」


勢いよくドアが開き、エルグとルルーシャが入ってきた。


「二人とも慌ててどうしたんだ?」


「そんな血相変えて…」


イリアルとユリーシャはキョトンとした顔で二人を見た。


「ドラゴンの…調査を…されていた…リーク様たち…調査団と…突然連絡が…途絶えたという…報告が…」


エルグは息を切らせながら言う。


「それを知らされた国王様が倒れられ…」


ルルーシャが言う。


「それは、事実なのか!?」


「本当なの?」


イリアルとユリーシャは目を見開いて二人に言った。


「はい!グランデル王宮はパニック状態で…」


エルグは言う。


「アルデルン王宮もです!」


「どうなってるんだ!?」


「お父様…お母様…」


二人の知らせにイリアルとユリーシャはただ呆然とするばかりだった。


「イリアル!ユリーシャ!しっかり!まだ連絡が取れなくなっただけだよね?じゃあ…行かなきゃ!」


僕は呆然とする二人にそういってベッドから起き上がろうとする。


「いててて…」


起き上がるときに激痛が体中を走り僕は苦痛の表情を見せる。


「悠真!」


「悠真様!」


そんな僕にイリアルとユリーシャはかけより心配そうに僕を見る。


「あまり無理するな!」


「そうですよ!」


「でも…リークさんと国王様…二人のお母さんとお父さんが大変なんでしょ?じゃあ、筋肉痛なんかで寝てる場合じゃないよ!」


心配する二人をよそに僕はベッドから気力で起き上がりながら言った。


「ですが…」


「大丈夫!ただの筋肉痛でしょ?」


「そうはいっても…悠真…痛いのだろう?」


「まぁ痛いけど…動かしてれば痛さに慣れるさ!」


二人の言葉に僕は苦笑しながら答え


「よし!さぁ…いこう!」


とベッドから立ち上がり僕は二人に手を差しのばした。


「はぁ…全く…悠真は」


「ホントに悠真様は…」


「とんだお人好しだな(ですね)!」


僕の姿に二人は呆れたような顔をしながらも、嬉しそうな表情で僕の手を取りそう言うのだった。

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