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僕と神様(ウェルス)と斑模様の僕

いつも読んでくださる方ありがとうございます!

今回もよろしくお願いします。

『うっ…うーん…』


僕はクラクラする頭に手を当てながら目を覚ました。


『目が覚めたかい?』


『ぬぁっ!』


目の前に斑模様の小さな僕がいてビックリしてどびおきる。


『ひどいなぁー…まったく。そんなに驚くこと無いだろ?僕と君は会っているんだよ?おっと、その前に神様に伝えないと』


『…?神様?』


斑模様はそう言うと何やらブツブツと言い始めた。


(パッ!)


『悠真、久しぶりですね!』


『のぁっ!』


目の前に少女が現れたものだから僕はビックリして後ろに転けてしまった。


『ふふふっ…大丈夫ですか?そんなにビックリされなくても!』


少女はそう笑いながら僕に手を伸ばしてきた。


『…』


僕は黙ったまま恐る恐るその手を握った。


『そんなに警戒しなくてもいいんですよ?まぁ、先ほど起きていきなりこの状況を理解して下さいとは言いません…悠真はまだ混乱しているようですので。』


髪と名乗る少女は微笑む。


『えっ?何で僕の名前を?てか、ここは何処なの?君たちはなんなの?』


僕は二人に問う。


『すぐに分かるさ!』


斑模様がえっへんとしながら僕に言う。


『そうですね!覚醒していましたらすぐに思い出すでしょう!ここでは何ですので、少し場所を変えましょう!』


少女はそう言うと指をパチンと鳴らした。


『うわー!』


瞬きした瞬間だった。


たった一度の瞬きで僕は全く景色が異なる所に立っていた。


『悠真、私に着いてきて下さい!』


手招きをしながら少女は言う。


僕は少女の後ろをついて行く。


少女は森の中を歩いていく。


『こちらへ…』


森が開けた瞬間、そこには澄み渡る湖とその中央には小さな家が建っていた。


『ここは?』


『ここは、私の秘密の場所です!さぁ、小さな家ですがどうぞ!』


『でも、どうやって家まで?』


湖の真ん中にある家に渡る道具が無いことに気が付き僕は言う。


『それは大丈夫です!私に掴まって下さい。』


僕は少女に言われるがまま手を握る。


『うわゎゎゎ…』


僕が少女の手を握った瞬間僕の体は宙に浮く。


そしてそのまま家の中に入った。


『紅茶を入れてきますので椅子に座ってて下さい!』


『あっ…はい』


『ふふふーん♪』


少女は鼻歌を歌いながら紅茶を入れている。


(コトン)


『どうぞ!』


『ありがとうございます』


僕は目の前に置かれた紅茶を一口飲んだ。


『おいしい…』


『ふふふっ…良かったです!』


少女はそう言いながら紅茶を飲む。


『神様の紅茶は旨いんだ!』


斑模様がえっへんと誇らしげに言う。


『あら?斑に紅茶を入れるのは初めてだと思いますが?』


少女は斑模様を見ながら言う。


『あれ?そうでしたか?』


そんな二人の会話を聞いていると僕の頭の中で映像が巻き戻される。


---------------

『十六夜 悠真...』


誰かが僕の名前を呼ぶ。


『誰?』


僕は振り返り、辺りを見回すが周りには誰もいない。


『悠真...』


また、声が聞こえる。


『誰?どこにいるんだ!?』


僕は辺りを見渡しながらそう叫ぶ。


『私ですよ、お忘れですか?』


声は僕の体の中から聞こえ、僕の体から何かが出てきて、人になった。


『神...様?』


僕は思い出したかのようにそう言った。


『そうです!お久しぶりですね?悠真...』


僕の目の前には初めて会ったときと同じ姿の神様が立っていてそう僕に話しかけてくる。


『神様!ここは何処なの?この小さな僕はなんなの?この世界は?』


僕は思いつくだけの質問を神様にする。


『悠真...少し落ち着きなさい!一回深呼吸をして...』


神様はそう言うと僕の肩を(ポンッ)と叩いて深呼吸をする。


『は...はい...。(スー...ハー...)』


僕は神様に言われたとおり深く深呼吸をする。


『はい...良い子ですね!』


神様はそう言って僕を見る。


『悠真?今、貴方がいるここは貴方の心の中なのです。』


『心の中?』


『はい...』


僕は神様からそう言われ、もう一度辺りを見渡す。


『じゃあ...この球体の中に入る小さな僕は何?』


僕は球体を指さしながら神様に言う。


『それは、貴方が覚醒し貴方の心の中の感情が小さく人化したものです。』


神様は球体を見ながらそう話す。


『覚醒?感情が人化?何のこと?』


僕はスヤスヤ眠る僕を見ながら神様に質問する。


『この意識はまだ完璧に覚醒したわけではないようですからその先の話はこの子が完璧に覚醒してから話しましょう。』


神様はそう言うとその球体を優しく撫でた。


『えっ?この子を覚醒させるにはどうすれば?』

僕は神様に聞く。


『それは、貴方自身が考えて答えを出さなければいけません。強いて言うなら向き合うこととだけ言っておきます。』


------------------


『…はっ!』


『思い出したようですね?』


僕がはっとなり目を開けると少女は紅茶を飲みながら微笑んでいる。


『あの夢の時の…』


『ふふっ…そうですよ?ただし、あれは夢ではありません。あの時も言いましたがあれは、悠真の心の中なのです…まだ名前を伝えてませんでしたね?』


そう言うと神様はすくりと椅子から立ち上がる。

『私の名前はウェルスと申します。』


神様ウェルスは微笑みながら僕にお辞儀した。


『因みに僕は君の中に眠っていた…』


『僕の感情が人化したやつだろ?』


僕は斑模様が言おうとしたことを先に言う。


『うん…やっと思い出したんだね?』


斑模様は嬉しそうに言った。


『あれは夢では無かったんだ…』


僕は少し戸惑いながら二人を見た。


これが、僕と神様ウェルスと斑模様の僕が揃った瞬間だった。

毎回、このような素人作品を最後まで読んでくださる読者の皆様、ありがとうございます!


ようやく神様ウェルスと斑模様が本格的に出すことができました!


次回は、悠真の心の中で様々な事が話されていきます。


このような作品ですが、楽しんで見て下されば嬉しいです。


では皆様、また次回お会いしましょう!

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