覚醒と暴走
今回は三人の目線から書いてみました!
よろしくお願いします!
今僕は、真っ暗闇の世界にポツリと立っている。
『な…何が起きたんだ?』
僕は辺りを見渡しながらそう言う。
『ようやく覚醒したみたいだね?』
暗闇の奥から声が聞こえた。
『だっ…だれ?』
僕はキョロキョロと辺りを見ながら言う。
『あれ?覚醒したから思い出したはずだけどな?』
『うっ…』
その声がそう言うと激しい頭痛が僕を襲った。
『いっ痛い…うわー!』
僕は痛みに耐えきれずに大声を出す。
『こっ…これはやばい!神様は何してるんだ?悠真が力に耐えきれずに覚醒暴走しようとしている。神様ー!』
声が何か言っているが痛さが純情じゃ無く、僕は意識を失った。
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一方気を失った悠真様を見て私たちは悠真様に近寄り名前を呼んでいました。
「悠真様!」
「悠真!」
「主!」
「悠さん!」
皆が名前を呼んでいるときでした。
いきなり、悠真様の周りに黒い竜巻が発生し、その黒い竜巻は悠真様を包みこみ、私たちを吹き飛ばし屋敷を破壊したのです。
「きゃー!」
吹き飛ばされた私たちは二人づつに別れ地面に着地しました。
黒い竜巻に雷が落ち、悠真様は目を覚ましました。
「ゆ…う…ま?」
イリアルがそう言いながら悠真様に近づいていっていると。
「グヲォォォォ!」
悠真様は近づくイリアルに魔法を放ったのです。
「イリアル!」
「グランデル様ー!」
「うっ…」
皆が目をそらしたとき。
「我に宿りし悪魔の力、今解き放たん!はっ!」
悠真様が放った魔法と誰かが放った強力な魔法がぶつかりました。
その瞬間、大地が揺れ凄まじい風が吹き私たちは飛ばされまいと剣を地面に刺し体を屈ませていました。
(ドーン!)
放たれた魔法は消滅し、地面の揺れと、凄まじい風はやみました。
「グヲォォォォ!」
悠真様が次の魔法を放とうとすると
「今だけでいい魔王の力をもう一度我に…殺気だった魔物の血よ魔王命令により命ずる眠れ!」
フードを被ったその人が何かを言うと、悠真様の体がフッと抜け悠真様はその場に倒れたのでした。
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夢の中の僕は激しい眠気に襲われてその場に倒れた。
『まだ、早かったみたいですね?』
『神様…もう、来るの遅いです!』
『ごめんね?でも、リークがなんとかしたようね?悠真が目を覚ましたら私に教えてね?伝えなきゃ行けないことがあるから』
意識が朦朧とする中、暗闇は一気に明るくなり、僕の前には小さな斑模様をした奴と白い服を着た少女が立っていた。
そこまで見て僕は気を失った。
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僕が夢の世界で気を失っていた頃、外の世界では …。
「みな、大丈夫か?怪我はしてないか?」
そう言いながら私たちに近づいてきたのは母様だった。
「母様!(お母様!)」
私とユリーシャは母様の元に駆け寄った。
「間に合ったようで良かった…覚醒暴走したみたいだな!今は眠らせているがいつまた暴走しても可笑しくない状態だ!その前にイリアル、ユリーシャ、お前たちを中心に悠真を鍛えろ!体力と魔力を上げればもう暴走する事はないだろうからな!」
母様はそう言いながら二人を見る。
「母様!悠真のあの力は?母様はこうなることが分かっていたのですか?」
「うむ…薄々だが感じていた。だが、悠真に眠る力の真実は悠真が起きたときに聞けば分かるだろう!我からは言ってはいけない気がするからな!屋敷には魔法をかけたから時期に元通りになるだろう。では、我はまた調査に戻るからな…」
そう言うと母様は飛び去っていった。
母様が飛び去っていった後、屋敷が元に戻り私たちは悠真を部屋まで運んだ。
運んだ後は、親衛隊と信者の皆は気を利かせ私とユリーシャの二人にしてくれた。
「覚醒させてはいけない力だったのかな?」
ユリーシャは泣きながら悠真の手を取った。
「それは、悠真が起きてから聞いてみないことには…真実は悠真が起きたときに聞けば分かるだろう!母様はそう言っていた…だが、悠真が起きないことにはな…」
私も、少し泣きそうになりながら悠真を見つめる。
「早く目を覚ましてくれよ!」
「早く目を覚まして下さいね?」
「…悠真(様)!」
私とユリーシャはそう言って悠真の頬にキスをした。
最後まで読んで下さりありがとうございます!
これからもよろしくお願いします。




