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現実世界の話と愛することの意味!

よろしくお願いします!

「僕は小さい頃から人見知りが激しく無口な性格だった。


親戚からも気持ち悪いと罵声を浴びせられ蔑んだ目で見られていた。


僕には二つ下の弟がいて弟は僕と違って愛嬌が良く初めて会う人にも話してすぐに仲良くなれる…そんな弟を両親や親戚は可愛がっていた。


誕生日もクリスマスもお正月のお年玉さえも僕と弟には差があった。


それは、学校でも一緒で、誰からも慕われず孤立状態でいじめに合っていた僕と誰からも慕われ男女問わず人気があった弟、弟は両親にとって自慢の息子で、僕は親にとって邪魔な息子のように接された。


(学校でのいじめを親に言っても多分いや…絶対無視される)


そう思った僕は中学の先生に相談することにした。


でも、学校の先生すら僕の話を聞くなり


「男なら立ち向かえ!」


と言うばかりで親身になって相談を聞いてくれる人はいなかった。


僕に対するいじめはエスカレートしていき僕は耐えきれなくなった。


(どうして僕は誰からも愛されないのか…僕が何をしたって言うんだ!)


日に日に大きくなるその思いは中学三年生になるくらいには爆発寸前まで来ていた。


そんな僕の心を知ってか知らずか弟は中学一年にして生徒会長を任せられる様になった。


実際に弟はかなり良い奴でお年玉を僕に分けてくれる時もあったし、僕の誕生日に中学生ながらにプレゼントをくれる事もあった。


だけど、そんな弟の好意が僕には許せなかった…哀れに見られてる様だったから…。


だから、僕は中学を卒業すると共にその時通っていたエスカレーター式の学校を自主退学し、家を出て都会この世界で言うと首都に逃げるようにして来たんだ。


両親は僕が出ていくと知りお荷物が居なくなってくれて嬉しいとも思わせる様に住む家から学校の資金まで全て出してくれた。


そして、僕は都会に越してきて新たな生活を始めようとしていた。


そして、運命の日。


入学式当日に僕は電車事故にあい死んだんだ。


そして、気が付いたら真っ暗闇の世界に来ていてそこで神様と出会った。


神様は僕に性格を変えたいか?と聞き僕は迷ってこう言った。


『もし、それが出来るなら変えたい』


そうして、僕はこの世界に放り出され、ユリーシャの上に落ち、イリアルに出会い今こうして皆で暮らしてる。」


僕が話し終わり目を開けると皆は顔を下に向け涙を流していた。


「えっ?ちょっ…皆?」


僕は慌てたようにそう言う。


「ひくっ…辛い過去を思い出させひくってしまい…すみません…」


ユリーシャが泣きながらそう喋る。


「悠真!お前には私が着いている!もし、悠真をいじめるような奴が居たら私が殺してやるからな!」


イリアルが言う。


「ちょっ…イリアル…殺すは言い過ぎだよ!」


本気の顔で言うイリアルを見て僕は苦笑いを浮かべながらそう言った。


「あん…」


「ごほん!」


「悠真…様も大変な過去を持ってい…たん…ですね。」


「悠真様…」


エリとエルグが言う。


「…悠さん」


ハクア、シャル、キルも僕の名前を呼び泣いている。


「主…」


アルも泣きながら言う。


見るとリリアもララルもアースも泣いていた。


(皆、僕のために涙を流しているの?)


僕は心の中でそう思い、驚きを隠せない表情になる。


(あー…そうか…分かった。僕が愛されなかったのは、愛されることばかり願って、僕は人を愛そうとしなかったからだ!皆みたいな感情が当時の僕には無かったんだ…だけどユリーシャに出会ってイリアルに出会って、親衛隊や信者に出会って、少しづつ変わっていったんだ!)


「僕は皆から…し…る事を学んだんだ…」


僕がボソリとそういった。


「何か言いましたか?」


ユリーシャが僕を見る。


「あー…皆ありがとうって言ったんだ!」


僕は微笑みながらそう言う。


「何言ってるんだ!お礼を言いたいのはこっちなんだ!悠真…」


イリアルはユリーシャを見て、ユリーシャはイリアルを見て頷く。


「私たちに出会ってくれて(下さり)ありがとう(ございます)」


二人は僕を向くと笑顔でそう言った。


その後で親衛隊と信者の皆が笑顔を向ける。


(ツー)


「…えっ?」


気が付くと僕の目からは涙が流れていた。


「あれ?あれ?」


僕の涙は止まらず流れ続けた。


(僕がさっき言いたかったことは…)


「さっきの…あり…がとうは…訂正!僕に…愛を教えて…くれて…ありがとう!」


僕は詰まり詰まり言葉にして皆に言った。


(愛って求めるだけじゃいけないんだ…こっちもそれ相応の愛をあげることも必要なんだ…)


僕がそう思った瞬間…プツリと電源が落ちたみたいに僕の視界が真っ暗になった。

最後まで読んで下さりありがとうございます!

いつも同じような後書きですみません。

では、また次回!

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