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初めての殺し

悲しさを覚える。それだけ。

俺は抵抗できないまま勇者になっていた。勇者なんて職業、重荷しかなくて逃げ出したくなっている。早く新しいまちに出ないと心が荒んでいきそうだ。


草むらが揺れる音が聞こえた。当たりには風邪は吹いていない。・・・まさか、現れたのだろうか。


これはスライムのような存在が現れた!


かわいい・・・


だが敵として現れたということは戦うしか無いのだろう・・・どうする?


ぴぴっ、ぴぴっ・・・


こんな幻聴が聞こえる。そしてから俺は、無意識のうちに攻撃を仕掛けていた。そして、スライムのような存在はやられた。


レイは Lv2に あがった▼


「はっ?」


パワーがみなぎってきて、頭も良くなった気がする。


だがな、凄くよくわからないのは逃げる気満々だったのにスライムのような存在を攻撃していたことである。


「さすが勇者様、素晴らしいです。鮮やかな剣捌きでした」


もじゃもじゃがなにか言っていた。


「・・・俺はこんなことがしたかったわけではない。生きるものを殺すなんて、そんなバカな真似をするくらいなら死んでやる」


「んなことできませんよー。あなたは名ばかり勇者なんだから。」


モジャモジャの声で、悪魔のようなセリフが聞こえた。俺はもう心がすさむ覚悟をすることを誓った。


「おれは、、、、、、、おれは、、、、、、、、」


残酷なことを押し付ける受け皿が欲しかったんだね。悲しさを覚える。それだけ。


虚しさは消えない。

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