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三章 辛辣騎師 平兵龍治之(ペペロンチーノ)
平兵龍治之こと島田治之は、警官である。刈田狼藉を行う奴を追っていた。
「貴様ら、農家の作物を刈り取って何の意味があるんだ?」
「おう!やんのかおらぁ!やっちまえ。俺達もやられるには懲りたんでね。行け。」
「やらせねぇぞ。行くぜ。燃える辛さの鎧、ペペロンチーノ参上。」
「はっ?なんだてめぇよ。俺達、刈田狼藉班の活動を邪魔すんのか?」
「刈田狼藉班?てめぇら外国マフィアの犬か?良い度胸だ。レッドペッパーミサイル発射。」
「そんなもの通用せんわ。ハバネロミサイル発動。」
辛さと辛さでもう見てられない。勿論、下らない争いなのだが(笑)
「おいそこの実況主、誰が下らない争いだ!俺は、農業を守るために戦っているんだよ!」
「そこだっ!」
「あまい‼痺れる刀。胡椒刀!行くぜ。食らわせてやる。」
「待てよ!おい。待てよ!」
「お前らみたいなやつ!滅却!」
「うぎゃー。くっ…くそう。」
「器物破損罪及び不法侵入罪で逮捕する。署で思いっきり話を聞かせてもらおうか。」
組織の全貌は未詳である。