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第二回 焦燥

「なんということだ!ここまで反乱軍の侵攻を許すとは!

一体貴様は今までなにをしていたというのだ!えぇっ!?」

「申し訳ありません。陛下。」


言葉を荒立てる王の怒りに、騎士団長はしかし、淡々と、言い訳をするでも頭を下げるでもなく直立不動のまま謝罪する。


「貴様が自ら指揮を執るというから任せてみれば・・・案の定このざまだ!」

「言い訳のしようもございません。」

「ぬぅっ・・・貴様・・・責任はとれるんだろうな?」

「陛下の、お望みのままに。」

「!・・・ならば早急に反乱軍の奴らを根絶やしにしてやるのだ!そしてあの裏切り者のクソ女の首を我が眼前に捧げるのだ!!よいなぁああっ!」

「はっ。」


苛立つ王の命令に、軽く会釈をして踵を返し謁見の間を後にする騎士団長。


「おのれぇぇえええ!!」


ガンッ!!


騎士団長にすべてを受け流され、やり場のなくなった怒りを玉座にぶつける。

拳に走る痛みがさらに怒りをあおる。


「騎士団長の奴めぇええっ!この俺を見下しおってぇぇ・・・。

ふざけるなぁあああ!!!」


ドゴンッ!!


叫びの勢いとともに今度は思いっきり玉座を蹴る。

代々の王が受け継いできた玉座は、それでも全くの無傷であり、まるでこの玉座こそが真の王であるかのように重く、そして美しくそこに鎮座している。


「どいつもこいつも俺を見下しやがる・・・。」







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