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マジカル無法都市

 ここはメルヘン王国。メルヘン王が統治する、割とメルヘンな国だ。


 しかし、メルヘンな裏に、一つ闇がある。強盗、殺人など何でもありな無法都市だ。


 メルヘン王は無法都市を何とかするために、魔法少女を派遣した。


 魔法少女は犯罪者を全員殺せばいいのでは、と思ったが、犯罪を根本からなくすために無法都市の住人に魔法をかけた。


 その名前はマジカル魔法。すべての名詞にマジカル、をつければ、何してもいい代わりにマジカルつけ損ねると爆発するのである。


 生まれ変わったマジカル無法都市の様子を覗いてみよう。


 お、マジカル銀行強盗だ!


「おい、マジカルお前ら、このマジカルピストルが見えないのか! 撃たれたくなかったらマジカルバッグにマジカル1億円を詰めろ!!」


「すみません、マジカルお客様。マジカル銀行にはマジカル現金はマジカル万円しかございません......代わりと言ってはなんですが、マジカルお隣のマジカルATMをご襲撃くださいませ。またのマジカルお越しをお待ちしております」


 マジカル銀行員さんはマジカル土下座をかます。


「これはマジカルご丁寧にありがとうございます」


 しっかりマジカルサンクスを返して、マジカル銀行強盗はマジカル手動ドアをガチャリと開けて出て行った。


 マジカル次はマジカル一般人を見てみよう。


「マジカル俺さぁ、マジカル昨日にさぁ、マジカル上司にマジカルパワハラを受けてさぁ」


「マジカルパワハラって聞くとちょっと可愛いよな」


「そなんだけどよぉ、マジカル上司のマジカルミスのマジカル始末書を代わりに書くマジカル羽目になったのさ。しまいにはマジカルパンチまで」


 マジカル大変そうだ。


 マジカル最後にマジカル暴走族を見てみよう。


 マジカル彼らのマジカルグループ名は、マジカル本気狩流派津血夜(マジカルパッチョ 通称マジカル)


「おいおい、なんだぁ? マジカルガン飛ばしやがって??」


 マジカルヤンキーはマジカルカルパッチョをマジカル通行人に浴びせた。


 浴びたマジカル通行人はマジカルカルパッチョに変わってしまった。


「けけけ。マジカル隊長。マジカルカルパッチョのマジカル素晴らしさをマジカル布教できましたね」


 どうやら、このマジカル無法都市はマジカル平和らしい。


 めでたしめでたし。


 え、めでたしにマジカルつけてないって?


 ドカーン!!!!!


 マジカルEND♡

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