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異世界を中国拳法でぶん殴る!  作者: 犬童 貞之助
第六章 大陸震撼
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6-20 海魔竜レヴィアタン

 天から海が落ちてきた──。


 そんな間の抜けた感想を抱くほどの水流が、海魔竜の降臨とともに異空間へ降り注ぐ。


〈──!〉


 それらが地上へ打ち付けられる寸前に我に返り、空間魔法で大門を構築。


 海魔竜を丸のみ出来るほどの空間魔法をもって、滝のように流れ落ちる水流を火山平原へ返却する!


〈ちょ、いきなり何すんですか!?〉


【なははっ。空間魔法たあ、(さか)しーのう!】


 抗議するも聞き届けられず。


 金の魔力を帯びた長大な尾による叩きつけで、展開していた門ごと異空間の一部が破壊された。


〈滅茶苦茶しやがる……!〉


 俺が全力で震脚を行おうともビクともしない異空間の地面ではあるが、最強の膂力(りょりょく)を持つ一柱が前ではその堅固さも無意味らしい。


 あの巨体を前にすれば、むべなるかな。


 というか、何で襲ってきてんだよこいつ!


「!? 無事……いや、貴様の空間魔法か。回避するだけではなく私やセルケトまで移動させるとは、抜け目のない」


〈何分、魔神ですので。しかし、レヴィアタンさんはかなり荒れてるな。何でだ?〉

「説明もなしに相対していたセルケトを連れ去ったのであれば、ああもなるだろう」

(戦っていた相手を庇ったわけですからね。海魔竜からすれば、セルケト同様排除対象となったのでしょう)


〈君ら随分と冷静だけど……ヤバくね? それ〉


 問答をしている間も空間魔法を連発し、海魔竜が発する猛烈な時化(しけ)を耐え凌ぐ。


 地上であれば回避も容易だが、ここは生憎と異空間。


 空間魔法で排水しなければあっという間に水没である。この場に食料衣料を保存する身としては、何としても避けたい事態だ。


 ……まあ、水のある異空間ってのも面白そうではあるけど。


【魔法は通らんか。やりおる!】


〈うおぉぉッ!?〉


 僅かに思考を逸らした隙に、興が乗ってきたらしい海魔竜が攻め手を加速させる。


 虚空より生み出される大海はそのままに、空間魔法を叩き割る拳撃、無軌道にうねる尾撃。おまけで衝撃波を伴う、瀑布(ばくふ)のような翼撃が吹き荒れる。


 渦巻く大水流を纏った竜の連続攻撃は、大嵐という表現すら生ぬるい。


 さながら、旧約聖書の創世記で記述される、全てを押し流す大洪水だろうか。


〈クソッ……〉


 そんな攻撃を前に眷属(けんぞく)たち戦闘不能組を(かば)うのは、至難の業だ。


 押し寄せる大水流は空間魔法で凌げても、それを打ち砕く竜拳竜尾までは防げない。


 しかし、その肉弾攻撃に意識を割けば、今度は圧倒的物量の魔法が待っている。


 躱しても捌いても、寸毫(すんごう)たりとも油断は出来ない、綱渡りのような時間が続く。


[──……]


〈ハッ、そう心配そうな顔、すんなってッ!〉


 けれども。


 俺の背にいる、俺に守られているシアンたちこそが、この窮状(きゅうじょう)にあって闘志を燃やす(まき)となる。


 絶対強者へ立ち向かう英雄のような気骨(きこつ)なんぞ、俺には備わっていない。


 エスリウやヴリトラと相対した時と違い、怒りに突き動かされていない現状。本来ならとっくに逃走するか粉砕されているか、どちらかであろう。


 それでもなお、曲がりなりにも海魔竜と渡り合えているのは、背に感じる温かなものがあるからだ。


 死に物狂いで海魔竜の拳を逸らすのは俺以外の存在がいるから。空元気で己を奮い立たせるのも、彼女たちの存在があってこそ。


 守るべきものがあって初めて人は死力を尽くせるのだと、俺はここに至ってようやく理解した。


 ……俺は人じゃなくて魔神だけども。


【──なはははっ、凌ぎよるわ。ほいだら、これはどーかのうっ!】


〈いぃッ!?〉


 しかし相手は絶対強者。そんなものなど歯牙(しが)にもかけない。


 愉快気な声が響いたかと思えば、異空間を覆っていた金の魔力が一気に集束し──その口内ただ一点に爆縮ッ!


【『海嘯山崩(かいしょうさんほう)』っ!】


 宙に飛び上がりとぐろして、虹に輝く爆縮体を溜めるその姿は、知らずとも分かる極限の一撃。どこぞのクソジジイが放った大魔法を彷彿とさせる超絶魔法だ。


 つまりは危険。命の危機!


 単なる空間魔法ではなく“虚無”を帯びた漆黒の転移門を多重展開し、全力で身を護る。


 その判断が、功を奏した。


〈──ッ!?〉


 放たれたるは極限水流。閃光と何ら変わらぬ速度で迫る、空間をぶち抜く竜のブレス。


 相手の力を曖昧にする絶対防御の転移門は、その水流を呑み込み別方向へと導きはしたが──出口から吐き出されたそれは、進行方向上の空間を破壊。


 異空間を貫き、貫いた先の火山平原をも消し飛ばす、これが竜だと言わんばかりの猛威を見せつけた。


 もし通常の転移門や異空間の門で防御していれば、容易く打ち抜かれ丸ごと消し飛ばされていたことだろう。


「ぐぅ……」

[[[──っッ]]]


 しかしやはり、凌いだこちらも無傷とはいかなかった。


 空間魔法をぶち抜くほどのブレスは衝撃波だけでも尋常ではない。いつぞや琥珀竜(こはくりゅう)が放ったブレスのように、余波だけで俺の腕も(ちり)と化すほどだ。


 俺の護り越しでさえ上位精霊は立てなくなるほどの傷を負い、セルケトを守るように動いた眷属たちに至っては、人型を維持できないほど消耗してしまった。


〈……流石に、トサカにきたぜ。この剣山(けんざん)(ばばあ)が〉


 俺の子供とも言えるシアンたちに、争いとは無関係のニグラス。


 こいつらにまで手を出すってことは、完全に喧嘩を売っているということでいいだろう。


 であれば、ぶちのめす。


(!? おい、待て!)(ロウっ!?)


 怒りのままに体を再生、権能を全開。


 上空で様子を窺っていた海魔竜に、空間魔法の強制転移を発動し──。


〈──吹っ飛べッ!〉

【んっ!?】


 眼前へ現れた巨竜の胴体めがけ、渾身の右拳中段突きを叩き込んだ。


◇◆◇◆


〈──ッ!〉


 山の如し。


 濃い藍色(あいいろ)の巨体を殴りつけた印象は、まさに山だった。


 武道において相手と対峙する際、相手の重心が並外れて安定していることを、「岩のような安定感」「大樹が根を下ろしたかのような重さ」などと評すことがある。


 俺も前世において大陸拳法の修練時に、師に対して似たような思いを(いだ)いたことがあった。


 押そうが引こうが掛けようが、まるで揺らがぬ師の重心。いくら手技足技を繰り出しても動じないその姿は、まさしく大地へ深く根を下ろした巨木と形容できた。


 ──しかし。


 海魔竜レヴィアタンに抱いた印象は、それを遥かに上回る。


 大樹であれば、(わず)かにしなり葉のざわめきが聞こえよう。


 岩であっても、全力で向かい合えば(かす)かな欠けやとっかかりに手応えを得られるものだ。


 だがしかし、山である。


 人が向かい合うには、それはあまりに大きすぎる。体積差が云億倍も離れていれば、殴り合いなど成立しえない。格だとか規格だとか以前に、根本的な(くく)りが違うのだ。


 これが、最強の竜の一柱。


 海魔竜レヴィアタンを前にして、人の技など通らない。


【なんや、ヴリトラがゆーとったんは、大袈裟(おおげさ)やったん──】


 であるならば、使うべきは魔神の技だろう。


 いや、人の技術と魔神の力とを昇華(しょうか)させた、俺独自の戦闘技術というべきか。


(私たちの知識や力もありますよ、ロウ)


 ()ねたようなギルタブの念話にそれもそうだと頷いていると、サルガスも続く。


(……はぁ。コルクたちに手を出されて海魔竜に喧嘩を売るとは、何ともロウらしい。落としどころ、ちゃんと考えておけよ?)


 溜息交じりの世話焼き兄さんに「余裕があればな」と返し、大地を砕く極限震脚。


 己の持てる力と技術、そして黒刀の力を背部の触腕へと全て乗せ。


 余裕綽々(よゆうしゃくしゃく)な様子で言葉を繋ぐ古き竜へ──全身全霊の中段突きを叩き込むッ!


〈──()ァッ!〉


【う゛ごっ!?】


 轟音、烈震。


 虚無を帯びた触腕が濃い藍色の竜鱗を(きし)ませて、山のような体がぐらりと揺れる。


 力の全てを結集すれば、魔神は山をも貫けるらしい。


 しからば──打つべしッ!


(えい)()()ッ!〉


 続く触腕による逆突き。更なる返しの触腕掌底。締めに(ひづめ)を生かした上段前蹴り!


【ぶっ、お゛っ、げぇっ!?】


 拳で竜麟を砕き、掌底で巨体の軸を震わせ、蹴りで芯を打ち貫く。


 八極拳六大開(ろくだいかい)(らん)”・攔捶(らんすい)に、金剛八式(こんごうはっしき)川掌(せんしょう)、そして蝎子脚(かっしきゃく)


 人ならざる魔神の身で放った連撃は、この世の頂点を吹き飛ばす。


【がっ、あ゛っ……?】


 どす黒い血で弧を描きながら放物運動を行った海魔竜は、自身が砕いた異空間の割れ目に落下し、火山平原へと墜落。


 後始末をつけるべく、俺もその後を追う。


 どこぞのウミヘビ女のせいで水浸(みずびた)しとなっていた異空間ながら、皮肉にもその馬鹿が開けた割れ目により、大量の水を排水できている。禍福(かふく)はあざなえる縄の如し、か。


 滝のように流れ落ちる水を見て、この分なら衣類に関しては何とかなりそうだ──と軽く現実逃避しながら火山平原に到着。


 そこで、溶岩の海でのたうつ海魔竜を上空から見守っている、ティアマトたちを発見した。


〈お騒がせしてしまい、申し訳ないです。あのクソッタレをぶっ飛ばしておいて言うのもなんですけど、竜と事を構えたいわけじゃないですからね。異空間ぶっ壊されたり眷属(けんぞく)に手を出されたりしたんで、止めさせるために殴り飛ばしただけですから。あくまで仕方がなく撃退したわけで、積極的に仕掛けたなんてことは断じてないです。セルケトのことも含め、竜の皆さんにはご迷惑をお掛けしてしまいましたが、どうかご容赦いただきたく存じます〉


 彼女たちの下へ転移し、開口一番謝罪表明。平身低頭(へいしんていとう)に釈明する。


 (いさか)いが起こればまず事情説明、誤解を避けるためには大切なことなのだ。


【フッ、ククッ。あのレヴィアタンを殴り飛ばしておいて、仕方がなく、か。膂力(りょりょく)では世に並ぶものなき海魔竜に、降魔(ごうま)状態で鉄拳の制裁を加えておきながら、汝は相も変わらず奇天烈よな。その醜怪(しゅうかい)なる降魔も、不思議と納得できる】


「あやつが空間を引き裂きロウの空間へ殴りこんだ時はどうなることかと思ったが、よもや返り討ちにしようとはのう。まあ、アレも拳で語らねば分からぬ性分であるし、あの程度ならばじゃれ合いの範疇(はんちゅう)と見なせよう」

【古き竜と真っ向から殴り合う力を有する魔神が、こうも下手に出るか。幼き身でありながらその口上、実に奇妙であるな──】


【──ロウっ! それがお前の、降魔か】

【……見通せぬほどに濃い真紅に、漆黒の魔力か。金と虹、二色の色を持つ古き竜の如きよ】


 空中で空間魔法の障壁を張り、古き竜たちへ土下座謝罪会見を開いていると──今度は若き竜たちが飛来した。


 やってきたのはティアマトたちとは別の位置にいたウィルムにドレイク。そして見慣れぬ紅き竜である。


 大きさをドレイクたち並みにスケールダウンさせたレヴィアタン、といった雰囲気。その紅色の竜は、(うるお)いに満ちた竜鱗に金の魔力を乗せ剣呑な空気を発した。


【これが、おんしらがゆーとった魔神か。この竜の巣で魔を解放するたあ、あてら竜に喧嘩売っとるん違うか?】


〈とんでもないですって。お力を借りることが出来て無事用件も済みましたし、後はお礼を述べてお(いとま)するだけです。……ところで、貴女は?〉

胡散臭(うさんくさ)い魔神に名乗る名なんぞ無い。ましてや、レヴィアタンに手を上げる悪漢なんぞにはな!】


【……降魔でも、お前は変わらんな。この高慢ちきな女はラハブという、妾やドレイクにとっての妹のようなものだ】


 俺の山羊頭や毛むくじゃらの体を見たウィルムはしばし鼻先に(しわ)を刻んでいたが、ややあって普段の雰囲気へ戻り紅い竜の紹介をしてくれた。


 降魔の見かけが見かけだけにもっと大きな反応があるかと思えば、何ともホッとする対応である。人であればこうはいかないだろうし、やはり彼女が竜ゆえなのだろう。


 他方、安堵する俺とは対照的に、ウィルムの妹分たるラハブは同胞の言葉を聞いて一層険悪となった。


【何を親し気に話しとるかあ、ウィルムっ! あてを妹扱いするまでは許容するが、竜に仇成す魔神への安穏(あんのん)たる態度は、容認できん!】


【落ち着くが良い、ラハブよ。こやつは下手に出ているが、尋常の存在ではない。我やウィルムなど、降魔ですらないこれに叩きのめされたのだ。今のこやつを迂闊(うかつ)につつけば、肉片にされんとも限らん】

〈俺にどんな印象抱いてんだよ、ドレイク〉


(今まさにレヴィアタンを殴り飛ばしておいて、どうもこうもない気がするが)

〈……それもそうか〉


 言われて思い出す己の所業。竜属最強の一柱をぶっ飛ばしたのならば、確かに枯色竜(かれいろりゅう)の言葉も道理である。


 その最強竜はといえば──自身が沈んでいた溶岩湖を吹き飛ばし、虹に煌めく怒りを撒き散らしていた。


 (ほとばし)る魔力が水へと変わり、それが留まり溢れる様は、正しく海。


 眼下の火山平原には、海魔竜が大海を荒れ狂わせる。


【なはははっ! こん海魔竜を、あろうことか拳で吹き飛ばそーとはなぁ! 心躍る、心躍るぞぉ、魔神ロウ!】


「ふぅむ、火が付いたか。ロウよ、本気となったレヴィアタンは最強たる力であるが、如何にする?」

〈殺し合いにきてるわけじゃありませんし、とっとと帰りたいところですけど……無理ですよね〉


【であろうな。先ほどまでの遊びであれば、汝も逃げ果せたやもしれんが……】

【“覇竜”となったアレは、我らであっても容易(たやす)くはあしらえん。幼き魔神よ、気が進まぬであろうが、(もと)を正せば汝の撒いた種。レヴィアタンの相手、(しか)と務め上げよ】


〈さっきまでのが遊びですか。マジ帰りてえ……〉


 他人事で語る深淵竜の言葉に絶望していると、眼下の大海が割れ海魔竜の姿が露わとなる。


 彼女が“覇竜”となって変化した点は大きく二つ。その体の大きさと、鋭さだ。


 一キロメートルを超えていたであろう運河の如き肉体は、今や名もなき河川のように細い。


 しかし、(みなぎ)る覇気は山の如くあった姿同様。否、増しまして強大。


 その因は小さくなった背に生える、おびただしい数の剣鱗にある。


 鱗というにはあまりに鋭利で、棘というにはあまりに美しい。虹に輝く濃い藍色の剣鱗をかき鳴らし咆える様は、華美(かび)なる鎧を纏う覇者そのもの。


 火山平原を海へ閉ざし、雷雲を呼び寄せ雷鳴を(とどろ)かせる、大海の支配者。


 今の彼女は、正に正しく“覇竜”であった。


【同胞たちよ、そこを退()けいっ! 海魔竜が山羊(やぎ)狩りを見せようぞ!】


【全く、火山に似合わぬ湖を創りおってからに】

【ふはははっ。佞言(ねいげん)操る魔神よ、悪運尽きたな!】

【“覇竜”か。あの姿を見るのは、一体いつ以来であろうか?】

【……死ぬなよ、ロウ】


 などと適当な感想を零し、竜たちは蜘蛛(くも)の子を散らすように散り散りとなった。


 空中に残されレヴィアタンと対峙するは、俺一人。


(……まあ、なんだ。お前さんと会ってからは駆け抜けるように時が過ぎて、余韻(よいん)も何も無かったが。今振り返ってみると、中々悪くない刃生だったぞ)

(心残りは幾つもありますが、最期がこうしてロウと共に終える生涯というのなら、そう悲観するものでもないのです。貴方との時間は、とても濃密で充実していました)


〈勝手に諦めてんじゃねえよ!〉


 曲刀たちの阿呆な呟きに突っ込みを入れると同時に、虹なる魔力が世界を覆う。


 顕現するは地獄、光臨するは覇竜。


 俺の濃い人生の中でも感じたことの無い、どこまでも深い死の気配が、一身に叩きつけられる。


〈……辞世(じせい)の句を()みたくなってくるな、これ〉


 異空間の修復を行い空間を閉じ、現状をぼやいたところで──覚悟完了。


 シアンたちが異空間に置き去り状態だが……魔神となったセルケトが起きれば、俺が居なくとも外に出られよう。


 後顧(こうこ)(うれ)いはなく、正面には排すべき相手のみ。


 それすなわち、己が武を(さえぎ)る者は何もなし。


【魔神ロウよ! “覇竜”が力、その身に刻めぃっ!】


 眼下で猛るは、何の因果もなく、ただ成り行きで戦うことになった相手。


 しかれども。


 武を志したならば誰もがひと時の夢を見る、最強の名を冠する相手。


〈──ハッ。上等じゃねえか……ぶっ潰すッ!!!〉


 覚悟を闘志で()り固め、死地を見据えて啖呵(たんか)を切る。


 やれるもんならやってみろってなァッ!!!

如何にもぶん殴り合うぜ! みたいな引きなのに、明日の更新は「一方その頃……」的な閑話です。

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