第1話
初投稿です。
よろしくお願いします。
おもしくないかも知れませんが
読んでやってください。
とある日の昼下がり。
とある街のとある河川敷で、川を挟み2つのグループが対峙したいた。
「おい!仁龍会!そろそろ片付けようじゃあねぇか!」
そう言葉を発したのは叢雲龍己、17歳。
本来であれば高校に通い勉学に励み、青春を謳歌する年齢の彼がなぜこの場にいるのか。
そう、彼は日本最大の暴走族、幻龍会の総長なのである。
両暴走族ともメンチを切り合い緊迫した雰囲気が漂う。
「よし!てめぇら!仁龍会をぶっ潰せェ!」
「「「「「「「おおおおおおおおおお!」」」」」」」
龍己が、部下達にそう命令し、両暴走族とも駆け出した瞬間、龍己の足元に淡く白い光が浮かび上がり、
「な、なんっ!?ちょーっ!?」
龍巳の姿はその場から跡形もなく消えていた。
「「「「「「「そ、総長ーっ!!!」」」」」」」
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「っ!なんだったんだ今のは.........。」
目がチカチカする。さっきの光のせいだ。
落ち着いて辺りを見回してみる。何も無い真っ白な空間。ただただ見渡す限りの白、白、白。
「ここがどこだか分からねーが、せっかく仁龍会とケリつけようとしてたのに、迷惑きわまりねぇな。出てこい、ぶっ潰してやる!」
ーじゃあ、ぶっ潰してご覧よ。
クスクスと、笑い声が聞こえた。
「誰だ!」
ーやだなぁ、君が出てこいって言ったから出てきたんだけど。
しかしそこには、何も無く変わらず白い空間が広がっている。
「仁龍会の奴じゃねぇな?神かなんかか?それに、姿が見えないが、どこにいる。何が目的だ?」
ーおっと!そんなにいきなり質問しないでくれよ。
まぁアレだ、君達からしたら女神みたいなものかな?
訳あって姿は出せないけど。
「女神だと?てめぇがあの光を出しやがったのか?」
ーそう怖い顔しないでよぉ。まぁそんな所だね。
そうそう、目的なんだけど、これから召喚される世界の魔王を倒してほしいんだよね。
「.........魔王を倒すぅ?魔王ってあの魔王か?」
ーそう、どうやら封印が解けちゃったみたいで、顕現しちゃったんだよね(笑)
魔王、悪魔、魔族等の間の王の事を指し示す言葉だ。
そんなふざけた、第一ファンタジーでもあるまいし、なんだって俺がそんなことしないといけねぇんだよ。
つか、第一復活させるとか何やってんだ神様は、能無しかよ。
ーファンタジーだよ?剣と魔法の世界さ。
「うおっ!心読むなよ!」
ーあはは、ごめんごめん。それで、その世界の各国が勇者召喚を始めて、キミがそのうちの一人ってわけ。
「そーゆう事ね。わーったよ。」
ーじゃあ、さっそく!しょ
「ってなるかぁ!だいたいなんで俺なんだ!せっかくいい感じで仁龍会と決着つける所だったのに!返しやがれ!」
ー帰れないよ?
「え?」
とりあえず1話完了。
多分次の話で、異世界へ行くかと思います。