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旋律   雑草花

作者: 川野謙一郎

   旋律


自由

そんなものない

今は自由か

ただ独り 自分とゆう名の独房で

許しを請うこともなく

囚われている

自分を解き放つのは

自分だけ

果たして できるかい

自分で自分をめちゃくちゃにしてしまった

自分で自分を甘やかして

夢の中で生きる 空しさ


夢は暗闇の中でしか見れない

暗いからこそ 見れる

鮮明に 現実のごとく





    雑草花


道のほとりの岩から

力強く咲く 雑草花


名もなく ほとんどの人の目には留まらないだろう

だが ただひたすら 生きようとしている


人の世も同じで

縁の下の力持ちで 支えられている

ちっぽけであっても

かれんな花を咲かすことがなくても

誰かはわかってくれるだろう

誰かに勇気を与えているだろう


ただひたむきに

日差しを浴びて


生きることの素晴らしさを

生きることの美しさを


何も言わず

語っている

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