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あの風に願いを込めて  作者: 通りすがりのバッタ男
学園-巫女争奪戦編
8/23

風の壁が壊れる時

#14:00 私立青美空学園

新入生対象の部活動説明会も終わりこれから部活動見学会が始まろうとしていた。

うちの学校では校内に慣れていない新入生は上級生にガイドを頼むことができる。

俺のところに来たのは女子生徒2人に男子生徒5人あとはゼシカと生徒会長だった。

「生徒会長・・・・・なんで?」

「あなたが一番多いんでお手伝いします。」

はぁ、多分これは地獄だ。

新入生の部活動見学の希望は・・・・・

写真部とモトクロス部・・・・・・・・・

写真部の部室に向かっていると新入生の女性とに話しかけられる。

「進藤さんですよね、先輩。」

「そうですが、なぜ知ってるの?」

「あたし一条里香、真破(マッハ)の弟です。」

モトクロス部の部長の妹だった。

「お兄ちゃんがいつも迷惑かけてすみません。」


#写真部部室

「やあやあみなさん部長の霧人です。」

まあ性格からわかる通りあの人は説明がながい。

俺と生徒会長も部室の外で待っていた。

「君は確か写真部からも誘われていたのだったな。」

「はぁ、ちょっとしつこくて参ってるんですがね。」

「真破と霧人は一年の時からの付き合いだ。2人とも少ししつこいところがあるが面倒見のいいやつだ。」

「そういえばゼシカは?」

「トイレに行ったよ。なんだか私のことを執拗に知りたがってる。」

その時真柴さんからメールが来た。

“校内にアルテミスのてしたがいる。

注意してくれ”

「やあやあ撫子に大地君ではないか。大地くん、入る気になったか?」

「幽霊部員でもいいなら入ってもいいそうだ。」

生徒会長!?なんてことを・・・・・・。

「おお、構わないさ。君の写真なら印刷するだけで十分さ。」

するとゼシカが戻ってきた。

「撫子さん。外の部活も見たいわ。」

そろそろ外に移動するか。


#モトクロス部練習場

「よくきたな!!モトクロス部の練習を見て行ってくれ。」

モトクロス部の練習は燃えるものがあった。

やはり自分は根っからのバイク好きなんだと心から感じた。

「お前写真部に入ったんだって?水臭いなあ。」

「幽霊部員で許可してもらったんで。」

「うちも活動日は月水金だから入ってくれよ。」

しかし、ブルーファングは喋るからな。

「部活でバイクを借りていいなら、最近変えたばっかなんすよ。」

「よし、決まりだな。」

こうして俺は部活動に初めて入った。

「よかったねお兄ちゃん。ちなみに私は写真部に入るから。」

兄弟仲はいいようだ。

俺はあんまり良くなかったからな。


#練習場横の林

「ゼシカどう?この学校素敵でしょ。」

「ええ、でも本当はあなたが欲しかったの。」

するとゼシカは宙に浮き出した。

「見つけたよ、海の巫女。私は雷の賢者。」

林が雷で燃え出す。

「生徒会長平気ですか。」

バイクに乗って大地と真破がやって来る。

「平気か撫子。さあ乗れ。」

しかし、2人は雷に囲まれた。

「くそ、飛翔風雷!!」

大地は風雷神になる。

「進藤くん・・・。」「大地・・・おめぇ。」

「風斬丸!!風雷鎌鼬!!」

すると炎と雷の結界が消えた。

「2人とも校舎に逃げて。」

しかしすでに練習場は雷に包まれていた。

「こっちへ来い。」

モトクロスコースへと誘い出した。

「あらあらあらあら、これからは素人でも言うの?」

すると雷の賢者の背中を何かが傷付けた。

「きゃあああああ。一体なんなの?」

ブルーファングがいた。

《ヘイユー、それが走る気なんだよね〜。》

大地はブルーファングに乗るとコースを走って助走をつけた。

「いくぞぉぉぉぉぉ!!

竜巻旋風破岩撃!!」

雷の賢者の体から血しぶきが出る。

「おのれええええ!!てめえらただじゃおかねえ。」

すると女生徒の姿が凶悪な黄金のこんちゅのような姿になった。

「ギャハハハハハハ。俺様は雷魔神ガイナボルテス!!。」

するとガイナボルテスの両腕からの巨大な電撃波が大地をおそう。

「ぎゃあああああああああああ。」

身体中が焼け付くような暑さと呼吸も危うくなるような痺れが襲う。

「ギャハハハハハハ。もう一発くらいやがれ。」

「風圧壁!!」

巨大な竜巻の壁が電撃波を防ぐ。

「ならばこれでどうだ。落雷陣!!。」

風圧壁を張っているのに攻撃が。

真上からの落雷が大地を襲う。

「がはぁ・・・・・・。」

崩れ落ちる大地。

「さあ、海の巫女よ一緒に行こう。」


つづく

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