龍印戦隊シンセンジャー 龍の壱「誕生!無敵の龍戦士」
西暦20xx年
地球を我が物にしようとする悪の亡霊集団 「ゴースト」と正義のドラゴン赤龍 (セキリュウ)青龍 (セイリュウ)黄龍 (キリュウ)が天空にて戦いを繰り広げていた。
しかし...
赤龍.青龍.黄龍「ぐあぁぁ!」
既に老い戦う力の衰えた、3体では、とても歯が立つ相手ではなかった…
ゴールド・デュラハン(ゴーストの首領)
「よし。これで我々の邪魔をするものはいなくなった。これより地球の乗り込み地球侵略を実行するぞ」
四天王
シルバー・ウルフ
ブロンズ・フランケンシュタイン
ブラック・ヴァンパイヤ
ホワイト・マミー
「はっ!」
ゴースト達は地球に向かっていった
赤龍「くそっ!もう....我々では悪に立ち向かえないというのか..」
青龍「私にはわかる..もう我々には時間がないことを」
黄龍「後継者を探すんだ。地球に行き、戦士を探すんだ。」
三体のドラゴンも
急いで地球へと向かった
~都内アパート~
~♪
今、自宅で作曲をしている青年の名は
雨宮 氺 あまみや すい(28)
氺「!?」
突然視界が青く光り、
気が付くと右手に青いドラゴンの形をしたブレスレットが付いていた
氺「!?」
~三重県のサーキットにて~
お疲れさま~
レースを終え気帰宅しようとしているのが
山路 雷雄さんじ らいおん(37)
突然彼の視界が黄色く光った
雷雄「!?…なんだこりゃ?」
気が付くと右腕に黄色いドラゴンのブレスレットに付いていた
~新橋~
オフィス街
「はぁ今日も疲れた~」ぐびぐび
仕事を終え、公園のベンチでビールを飲んでいる女性の名は
火焔 烈子かえん れつこ(30)
新橋にあるオフィスでОLをしている。
ちなみに雷雄のいとこである。
毎日遅くまで残業して帰りにコンビ二に寄り公園のベンチでビールを煽るのが日課だ
烈子「!?」
視界が赤く光る
烈子「ゲホゲホッ!?」
飲んでいたビールをこぼしてしまう
気が付けば右腕に赤いドラゴンの形をしたブレスレットが付いていた
烈子「…なにこれ?」
トウキョウ…
烈子「えっ?」
トウ…キョウエキ‥‥二ムカッテクレ…
突然ブレスレットがしゃべりだした。
雷雄「あーもうなんなんだよ!?頭の中で声がうるさいなー」ブオーン
氺「…うるさい」ブーン
イソイデ…クレ
ハヤク…トウキョウエキエ
この二人も烈子同様、東京駅に向かうよう訴える声が聞こえ、あまりのうるささにその声に従うかのように、動いた。
~東京駅~
ざわざわ
東京駅の時計台の上に
何やら強大な黒い置物が乗っていた。
まるで悪魔の形をした..
ギロ..
当然目が開き、赤く光った
そして動き出したのであった
周りはあまりの恐怖に声を上げて逃げ出した
それと同時に
グリム兵という、死神の姿かたちをした戦闘員も数体現れた。
ブーン
キキー
氺と雷雄が到着した
少し遅れて烈子も到着。
酒が入っていたため、タクシーで到着。
烈子「運転手さんどーもね。、、ってらい君!?」
雷雄「れっちゃん?うわー久しぶりだね~」
久しぶりの再会をするいとこ同士の二人
氺「..ふー」
氺とは当然初対面
雷雄「どうやら再開を喜んでる場合じゃないようだね」
烈子「う..うん…あの・・初めまして私たちは」
氺「今は、自己紹介してる場合ではないようですよ」
悪魔「くくく察しはつく。われらゴーストの首領たちにやられたドラゴン達に呼ばれたんだろう」
この悪魔の名はB・D
ゴーストの怪人の一人だ。
赤龍「そのとうりだ。だが我々の目には狂いはない!」
青龍「我らがそれぞれ選んだ新たな龍戦士だ。お前らゴーストはこの3人がきっと迎え撃ってくれる。」
烈子・氺・雷音「!?」
B・D(馬鹿め人間なんざ連れてきても何も変わらないわ!)
腕から赤い衝撃波を放つ
黄龍「まずい!赤龍。青龍急げ!」
B.D「ククク…たわいもない」
煙が舞う中
三人の姿が変わっていた
B.D「な..!」
赤龍「みたか。これがお前らを地球の平和を守るために生まれた龍戦士。龍印戦隊シンセンジャーだ」
烈子
「シンセンジャー…?..ってえええええ^~何この姿!?」
雷雄「なるほど。これがシンセンジャーね。カッコイイじゃん」
↑能天気な性格の雷雄
青龍「安心しろちゃんと指示は出す」
氺「まあ初めてだし、そうしてもらわないとね」
黄龍「来たぞ!」
戦闘員・ゴースト兵が襲い掛かってきた
赤龍「みんな、ドラゴンレイザーを使え!」
赤龍に言われ
3人は右腰のホルスターで携行している銃をとる
まだおぼつかないが
バーンバーン
ドラゴンレイザーを手あたり次第撃ちまくりゴースト兵を全滅させる
B.D「ぐぐぐ..小癪なー!」
B.Dは伸縮自由な両腕で氺と雷雄捕らえ、尻尾で烈子を捕らえる
B.D「これで終わりだー!」
青龍「みんな!ドラゴンレイザーを一点集中して撃つんだ!」
青龍に言われ、3人はB.Dの額めがけてドラゴンレイザーを放つ
B.D「ぐわー」
B.Dを倒した
変身が解ける3人
勝ちはしたものの、まだ現状を把握しきれてはいない
黄龍「まあ初めてにしては上出来な戦いだったな」
氺「…」
自身の左手をグッパグッパしてみる氺
烈子「一体何が始まるっていうの…」
雷雄「わからないけど、どうやら大変なことに巻き込まれたのは確実だね」
to be continued...