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加佐 勇 詩集  作者: 加佐 勇
1/9

ステージ

運命を感じて 現実をしる


心を染めて 太陽にあたる


スポットライトがあたった

ステージという人生で


ライトにあたらない場所が 僕の居場所


影でひっそり 生きている自分


昔夢見た ヒーローという地位は


いまだかつてない挫折感を醸し出し


そして


命の価値をさとる


適当な言葉を並べて 詩を作り


自己満足でも 良かったと 思った


一人虚しいときに

一人で笑い


それが苦笑いなのかもわからず


繰り返しの日々を

今日も生きている


生まれ変わりの せかいを想い


大好きだった 母を想い


今日も生きている



私と僕のちがい

命のおもさのちがい


今生きている人と 死んでいる人のちがい

僕は生きている


でも


もうすぐ誰かが死ぬ


テレビでやっていた 戦争の話で 僕は眠った


でも


誰かが死んだとき

僕は眠っていられるだろうか


悲しみをなくした


笑顔をなくした


幸せをなくした


夢をなくした


そして


命をなくした


覚悟なんてできないよ


誰かが言う


僕は僕のままで

誰かは誰かのままで

変わることのない物をさらす


今日はもう眠ろう


ぼくは


めをとじた

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