XYZ(200文字小説)~神村律子さんへのホワイトデーのお返し~
デパートのホワイトデーコーナー。
僕は彼女に見つからないように、こっそりレジに向かった。
「神村さん、今日はもう全部売れたから店仕舞いよ。帰ってもいいわ」
「えっ?」
「全部は持って帰れないだろうから、後で車で運ばせるわね」
「はぁ?」
「日下部って人が全部あなたへだって。それから、最上階のバーで待ってるって」
彼女が僕の隣に座った。
僕はXYZを彼女に差し出す。
そのカクテルの意味は“永遠に貴方のもの”
「乾杯!」
デパートのホワイトデーコーナー。
僕は彼女に見つからないように、こっそりレジに向かった。
「神村さん、今日はもう全部売れたから店仕舞いよ。帰ってもいいわ」
「えっ?」
「全部は持って帰れないだろうから、後で車で運ばせるわね」
「はぁ?」
「日下部って人が全部あなたへだって。それから、最上階のバーで待ってるって」
彼女が僕の隣に座った。
僕はXYZを彼女に差し出す。
そのカクテルの意味は“永遠に貴方のもの”
「乾杯!」
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