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拝啓、拉致られました





『よし、書け』




「…で、ここどこですか」





前略、皆様こんにちは




私、秋月雛16歳。




『イイから書け、この愚図』




「誰かー、助けてぇぇ(切実)」




ー…只今、拉致られています。





「大体、アナタ誰なんですか何者ですかナマモノですかここドコなんですかアレですかリンチ場ですかどうなんで…」




『うるっせぇぇぇぇ!!』



ふん、私のことを無視するのが悪いのさ。




『い、い、か、ら、書、け!』




「い、や、で、す、う、う、う、~!」




グイッグイ押し付けられる入部届と書かれた紙には、[放課後研究部]という文字が。




あ、ちなみにこの押し問答、この無駄に広く豪華な部屋に拉致られて30分は続いてます。




『いいから書け!!名前と印鑑だけでいいから!!あ、シャチハタは不可な』



いや判子なんて持ってないし!!




ていうかシャチハタ不可とかどんだけ重要書類なの!?




「だからっ、こんな得体のしれない部活なんてイヤですよぅおぅー!お家帰りたいよー!」





うざがられる覚悟で号泣してみる。




だってほんとに訳わかんないし。

ていうか結局モッサリーが誰なのか、私は何のためにー…




『…ちっ、名前と判さっさと押せよ…(小声)』




は、分かってますけどもね!!




「だからっ、あなたは誰で、ここはどこでっ!それでもってこの部活は具体的にどんな活動をしてるのか教えてもらわないとっ!」




『おら』




めちゃくちゃ高級感漂うソファ(むしろ玉座)にふんぞり返って座るモッサリーが、こちらに一枚の紙を投げてきた。




「わわっ、わっ」




慌ててキャッチしたので少しぐちゃっとなってしまった。




『愚図…』


「なんか言いましたかっ」




ぎっ、と精一杯睨むと、忙しい奴、と鼻で笑われた。

誰のせいだと思ってんだこの表裏真逆のギャップ野郎!!





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