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3-③ 祭をしよう

-緊急特別警報発令 緊急特別警報発令 建物正面から中庭の方向 職員は速やかに行動して下さい 緊急特別警報発令-

 

 大きなサイレンと館内放送が鳴り響く。突然の事に、タイヨウ意外の全員は、肩がはねるくらいに驚く。ただ1人、想定していたような面持ちでタイヨウが言う。

 

「……やっぱり来やがったな………………。あぁ。えーっと。君らはこの訓練、受けた事あるんか?」

 

 それに対してマリが答える。

 

「あ、え?これ。訓練なんですか?……。いや……。初めてです……。」

 

「あー。ちゃうちゃう。年に1回は、こうやって建物の中に不審者が入ってきた想定の防犯訓練をするんやけどな?これは訓練ちゃうねん。実わ!ほ、ん、ば、ん♡」


「本番って……。じゃあ、建物内に侵入者がいるって事ですか?……」マリ


「ざっつらぁーい!最初から本番やと訳分からんやろがーい!ってなぁ?やし、君らは俺についてきぃ。さっき中庭いうてたやろ?非戦闘員は逃げるんやけど、核師とかの戦えるもんは、犯人の方に向かうねんでー。やしおいで。」


 そう言って、タイヨウは背中を向けてスタスタと先に行ってしまった。


 タイヨウが歩き出してから、まだ地べたに居たナユタはヨロヨロと立ち上がると、「あ……じゃあ僕はこれで……。」と言って、タイヨウが出て行こうとしてる扉とは別の扉の方へゆっくりと歩きだす。

 

「え?……ナ、ナユタさんは行かないんですか?」

 

 マリが聞くと、ナユタは顔色を悪くして答える。

 

「すっごい大勢が一気に動いて一気にかたまるんだ……。悪いけど、僕は人の居ない場所へ行かせて貰うよ……。人数が多いと"あてられる"んだよ…………。あぁもぉ、想像しただけで気持ち悪くなってきた……。」

 

 ナユタはそう言って背中を向けて行ってしまった。

 

 部屋のシャトルドアを開け放ったタイヨウが「おおーい!はよぉー!」と、こちらに向かって叫んでいる。今はついて行くしかなさそうで、マリ、ベリー、イーネが並んで歩く。

 

 歩いている最中、タイヨウやナユタに聞こえないような声量でベリーが言う。

 

「…………ナユタって奴の心を読む力、本当に大丈夫なの?…………血清適合のこと……。」

 

 それに答えたのはイーネだった。

 

「ナユタはもうとっくに、俺らが血清適合でインチキしてること分かってるよ。分かったうえで、誰にも言ってない。タイヨウにもな。でなきゃ、あんな感じの理事長が、あんな中途半端な言い方しねぇだろ。まぁ、憶測の範囲を出ないけどな。けど、ナユタ……あいつにはあいつなりのルールがあるんだろ。まぁとりあえず、今は問題ねぇよ。」

 

 タイヨウに追いつくと「ほな、いくでぇ。」の一言と共に、4人は歩き出した。


 ――――――

 <中庭>


 周囲はタイヨウカンパニーの高い建物に囲まれた中庭。


 その中心に男は居た。館内にたまたま居合わせた11人の核師が、建物の1階と3階に分かれ、適度な距離をあけながら男を包囲していた。

 

「これ……訓練か?」

 

「いやぁ、そんな予定聞いてないしな。」

 

「でも、訓練の時の犯人も、いつもあんな格好してるよな?」

 

「犯人ってゼッケンつけてないじゃん。」

 

「忘れたんじゃね?」

 

「訓練だと、ここで犯人が喋るよな……。もーちょっと待つか?」

 

「いや……さっきから、あの犯人役、動かないけど……。」

 

 どこで話しているのか分からないが、団員からそんな声が上がっていた。

 

「訓練ちゃうぞー。気ぃ引き締めろー。」タイヨウ

 

 現場となる3階部分にタイヨウ達が到着した。

 

「君らはちょっと後ろの、ここらへんで待機しとき。」

 

 タイヨウにそう言われて、マリ、イーネ、ベリーが立ち止まる。タイヨウだけがそのまま歩き続け、侵入者を見下ろせる窓際まで進んだ。

 

 タイヨウがマリ達と離れたタイミングで、違う方向からパタパタとこちらに駆け寄って来る足音が聞こえる。

 

「マ、マリさん!イーネ君!ベリーちゃん!」

 

「…………ベリー……ちゃん?」

 

 3人の名前を呼んで駆け寄ってきたのはラスターだった。ベリーへの呼び方に対して、イーネはまるで悍ましい物を見るかのようにベリーを見ている。

 

「何よ……。あんた達と別行動の間、殆どラスターと居たのよ。"さん"付けしなくていいって言ってたら、何でか知らないけど"ちゃん"付けになったのよ。もおダルイからほっといてるの。」

 

「うぇ。似合わねぇ……。」

 

「ぶっとばすわよ?」

 

 そんな会話がされているとは知らず、ラスターは笑顔で駆け寄って来て話す。

 

「ベリーちゃん以外はみんな久しぶりだね!前の任務も大変だったって。みんな体調大丈夫?なかなかタイミングが合わなくて会えてなかったから心配してたんだよぉ。」

 

 それに対してマリが答える。

 

「お久しぶりですラスターさん。私達は大丈夫ですよ。でも、ラスターさん、どうしてここに?非戦闘員は逃げないといけないですよね?」

 

「いや、そ、そーなんだよ!なんか知らないけど、僕が逃げた方向に犯人が来たみたいなんだよ!ちゃんと放送聞かなきゃだよね?!あーもぉ、ほんとにどんくさい!自分が嫌になるよ!君達をみて、ついつい声かけちゃったけど、すぐに逃げるよぉ!!僕は僕でやらなきゃいけないことがあるんだ。あぁ!そうだ、君達には伝えておくよ!"----------"。」

 

 ――――――――

 <中庭>


「えんろはるばる。おこしいただいて。死にに来たっちゅーことでいいよなぁ?マシロ。」

 

 タイヨウは窓をあけ、侵入者を見下ろしながら言った。

 

「久しぶりだね。テステオーレ。」

 

「あかんなぁ。今は皆んなに覚えて貰いやすいように。タイヨウ"いうねん。」

 

「あぁ。それは悪かったよ。たいよう。」

 

 タイヨウが侵入者を"マシロ"と呼んだ事で、周りの団員達が少し動揺する。既に"マシロ"の名前は、マリ達の一件の事も踏まえて全団員に周知されていた。

 

 タイヨウとマシロの会話は続く。

 

「いつかここに来ると思って。お前を迎える準備は何年も前からしとってんで?随分遅かったなぁ。」

 

「はは。君に用なんてないからね。今日も、君に会いに来た訳じゃないんだ。」

 

「へぇ。なんやてっきり、お前の駄作を潰しまくって、お前の怒りをこぉてると思ってたのになぁ。」

 

「"ジャンク"なんて、酷い名前を付けたのは君なんだろ?ほんとに酷いなぁ。まぁでも、君が何をしようとも怒るほどのことじゃあ無いよ。皆んな……好きに生きるべきだ。」

 

「やめろ。……………………この猿真似ヤロウ。お前が逆さになろうが、お前の望みは叶わん。どこまで愚弄すれば気がすむんや。」

 

「のぞみ?君に僕の望みが分かるの?きっと君は勘違いしているよ。強いて言うなら、君と僕の望みは同じだ。」

 

「俺の望みは一つや。お前を消し去る。」

 

「いや。君も僕と一緒だよ。………………ただただ"会いたい"だけなんだよ。」

 

「黙れ。喋んな。ここで殺す。」

 

「図星じゃないか。ああ。そーだね。僕を殺したいなら、"今"すぐ殺すべきだよ。そうだなぁ。僕を確実に殺せるとしたら………………。君のその後ろに居る"イーネ君"に、僕の首をはねさす事だね。」

 

「………………!」

 

 2人の会話はマリ達3人の所まで聞こえていた。突然出たイーネの名前に、3人は困惑する。マシロと呼ばれた男は続ける。

 

「たいよう?だっけ。だから君はダメなんだ。肝心な所で一歩が踏み出せない。昔からそうだよね。」

 

「………………。お前の力を知ってて、安易に踏み込む奴がおるかい。」

 

「ははっ。褒め言葉として受け取っておくよ。でも、未だに上手く行かないんだ。ほんと困っちゃうよね。あーあ。ジャンクと呼ばれてもしかたない。僕はいつまでも半人前だ……。でも、だからこそ。こうして何年もたって、やっっっっと気づいたんだ……。皆んなで楽しくやってく必要があるんじゃないか。って……。今思うと、あの時はそうだったじゃないか……。皆んなでやれば……きっとまた…………………………また"会える"って。」


 ブァッ

 

 マシロの周囲から大量の黒い粒子が湧き出して、中庭の全て、壁を伝って屋根まで、窓から室内まで、黒い粒子で溢れ返る。

 

 ズドドドドドッ

 

 遠距離攻撃能力、遠距離武器のある団員が一斉にマシロへ攻撃を仕掛けるが、それらはマシロを取り囲む黒い粒子に阻まれる。それだけじゃなく、黒い粒子が団員達の周りを取り囲み、身動きを取りづらくしていた。

 

 その粒子はマリ達3人の所へも届く。

 

「…………………………っ‼︎」

 

 ――。

 

 一部の粒子が、イーネの真後ろで貴婦人のような姿形になった。


 それに気づいたイーネがいち早く自分の能力を使って回避したが、周囲が粒子に囲まれつつあり、能力が使える範囲が限定され、それほど遠くに移動できた訳ではなかった。

 

 黒い粒子が集まった貴婦人の様な塊は、そこから3人に分裂し、二つはイーネの背後と正面に、一つはマリの正面に素早い動きで距離を詰めてきた。

 

 (え?!……うそ!なに……?!)

 (くっそ!発動しねぇか……!)

 

 それは生身の人間が避け切れるようなスピードではなく、口元だけがハッキリと分かる黒い粒子の貴婦人は、マリ、イーネの顔の寸前まで口元を近づけ、右手を口下で受け皿の様にして、ふぅと息を吹きかけた。

 

 ((…………っ!))

 

 2人はとっさに鼻と口を腕で覆い、息を止めたが、貴婦人の黒い吐息は、吸い込む云々ではなく、顔に吹きかけられた時点で、何かの能力をくらってしまったようだった。

 

 2人がバックステップで距離を取ると、それ以上、貴婦人が追いかけてくることは無く、黒い粒子が散り散りになって消えていった。

 

 時を同じくして、マシロはタイヨウに語りかけていた。

 

「昔、みんなでお祭りに行ったのを覚えてる?楽しかったよね。あのお祭り、なんだっけ?確か、お祭り自体は1ヶ月かけてやるとか。山車(だし)が格好よかったんだ。」

 

「…………お前を迎える準備はしてたってゆぅたやろ。」

 

 タイヨウは革ジャンの内ポケットから長方形の紙の束を取り出し、中庭の空中に向かって投げ捨てた。


 紙の束はバラバラになる。一枚一枚はお札の様だった。


 バラバラになって、ゆっくりと落ちていった紙は、突然、物理法則を無視して空中でピタリと止まった。そんな事も気にせずマシロは続けて話している。

 

「お祭りをしようよ!!皆で楽しくさ!きっとそれがいい!!!それにさ。僕が言い出しっぺだから、みんなを招待するよ!君達のことも分かるんだ!追われるより、追うのがいいんだろ?!」

 

 空中で静止したお札は青白く光ると、マシロを取り囲むように円になって整列した。お札には見た事もない文字が書かれている。


 やや興奮気味だったマシロは、急に冷静を取り戻して言う。

 

「へぇ……。テンジョウの護符かぁ。あいつから力を借りるのに、いったい何を差し出したんだか。」

 

 お札が青く光り、対面のお札と線を結ぶ様に格子状の光がマシロを取り囲む。その光同士が移動しあって、幾何学模様を描いたかと思うと、最後はマシロの体を光の線ががっちりと拘束した。

 

「…………ははっ。一撃で殺せる物を貰うべきだったね。本当に、テステオーレ。君は変わらない。」

 

「最後は俺が息の根止めてやろうっちゅうことや。」

 

 そう言ってタイヨウは懐から、また見慣れない文字の入った拳銃を取り出し、銃口をマシロに向ける。

 

「今ここにいる、君が手塩にかけて育てた"核師"は全部で14人。いや、少し離れた所に1人。で15人。」マシロ

 

 (…………こいつ……何でそんな事わかんねん……?!)

 

「じゃあ15体だ……。これに勝てたら。ヒントをあげる……。待ってるよ。」マシロ

 

「アホぬかせ。しまいや。」タイヨウ

 

 バンッ

 

 タイヨウの持つ銃口から煙があがる。マシロの眉間に穴が空き、血が滴っていた。光の拘束が解け、マシロの体が地面に仰向きで横たわる。同時に、建物中に漂っていた黒い粒子は跡形もなく消え去っていった。

 

 ズ……ズズズ……

 

「…………ホワイトホール……。」

 

 横たわったマシロの体が呟いた。

 

「………………なに?!」 タイヨウ

 

 中庭、建物内などに、黒くて薄い円盤状の歪みのような物が発生する。とくに、中庭の上空には一際大きな歪みが発生していた。その数15。その歪みから次々とジャンクが出現する。

 


 -ジャンク1体に対して、1ユニットから2ユニットの核師が関わる。1ユニットの平均人員は5名前後。つまり、1体のジャンクに最低でも5名程度の人員をさく。また、すべての核師が戦闘可能なように戦闘訓練を受けており、武器などの扱いには長けているが、ジャンクの殆どは通常武器によるダメージが少ない。戦闘向きでない能力の核師は、ユニットのメンバーとして、攻撃の要となるメンバーのサポートにまわるのが殆どのユニットの形だ。つまり、核師の人数に対して1体ずつのジャンクというのは。絶体絶命を意味していた。-

 


 中庭上空の1番大きな歪みからは、建物を覆うほどの巨大なタコが出現する。形はタコだが、頭の部分にある目の数が極端に多く、建物の中から窓を見ると、1個の吸盤が見切れるサイズだ。

 

「タカトさん!!!!!」

 

 一階の中庭の方でユウトの叫び声があがった。つぎの瞬間には、その巨大なタコと同じサイズくらいまで巨大化した鷹のタカトさんが、そのタコ型のジャンクと対峙する。

 

 そして戦いの火蓋が切られた。

 

 核師達は、それぞれ自分の近くに出現したジャンクと対峙することになる。

 

 それは勿論、マリ、イーネ、ベリー達も同様であり、3体のジャンクに周囲を囲まれていた。

 

 1体は雄の鹿、1体はアメフラシという軟体動物、1体はナマコの様な姿に見える。しかしどれも、人の倍以上ある大きさをしていた。

 

「ベリー!お前は下がれ!お前がいる事で助かる奴がきっと出てくる!ナユタと合流しろ。直接聞いた訳じゃねぇが、おそらくアイツは敵とジャンクも索敵可能だ。この騒ぎだ。名前でも念じながら走ってたら、あいつの網に引っかかる!」

 

 イーネがベリーに向かって叫ぶ。

 

「わ……わかった……!」

 

 すると、鹿型のジャンクはベリーに向かって走り出して襲いかかった。

 

 ――。

 

 ベリーの位置が瞬時に鹿の背後にまわり、鹿型ジャンクによる攻撃は当たらない。

 

 (今……確実に飛ばせるのは……さっきの練習場……。ここにいても危ないだけだ。ここ以外の建物内部に、敵が居ないのを祈るしかねぇ……。)

 

「飛ばすぞ!」イーネ

 

「お願い!」ベリー

 

 ――。

 

 イーネの能力によって、ベリーの姿が完全にどこかに消えた。

 

 ブフゥゥウウウウウウッ

 

 ――。

 

 ナマコ型のジャンクが直線上、左右に大きく広がるように何かの液体を吐く。それはドロドロとしていて、グツグツと煮えるように沸いていた。

 

 イーネの能力で、イーネとマリの位置がタイヨウを挟む真横の場所に移っていた。

 

「ぜってぇ毒だろあんなもん……。」イーネ

 

「なぁちょっとイーネ君。悪いんやけど、俺のことも飛ばしてくれる?」タイヨウ

 

「お偉いさんはとんずらか?」イーネ

 

「俺の能力も戦闘向きやなくてなぁ。でも安心してほしい。ここにいる誰も死なさん……。死なさへんように……俺にはやることがある……。」タイヨウ

 

 鹿型のジャンクの(つの)が光り、一段と大きくなった。マリ、イーネ、タイヨウ達の方へ体を向けて、足を踏み鳴らしている。

 

「後で、俺の質問に答えるって言うなら飛ばしてやるよ。」イーネ

 

「俺が答えれることなら、必ず答えると約束しよう。」タイヨウ

 

 ジャンクが一直線に突っ込んでくる。

 

 ――。

 

 ドガンッ

 

 鹿型ジャンクは壁に激突し、激突した部分には大きな穴があく。マリとイーネは左右それぞれに回避し、2人の間にいたタイヨウは、イーネの能力によって姿を消した。

 

 ウニウニウニウニ

 

 アメフラシ型のジャンクの周囲には、よく見ると赤紫色の煙の様なものが舞っており、それは徐々に建物内を侵食しているようだった。

 

 (この3匹共、外側の形状が変わっていくタイプか……もしかしたら、内部構造も変わってるのかもしれねぇ…………完全に……俺の力への対策…………。)

 (やばい……私、力が使えないと話しになんない……。逃げてるだけじゃ……!……。)

 

 中庭の方からも、団員達の悲鳴や銃撃音、爆発音などがこだましていた。


 鹿型のジャンクがマリに狙いを定め、足を踏み鳴らす。その時だった。

 

『Ahhーーーーー!!!!♪♪♪♪』

 

 館内放送から、音楽と共に、魂をぶつけるような叫び。歌声が鳴り響いた。

 

「……………………ニコ!!」

 

 ラスターは言っていた。"ニコ君にはこういう時、放送室に行ってもらう事になったんだ。いざと言う時は、ニコくんの歌声が団員全員に届く様にね!"

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