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出来心だったんだ! 僕はキミを傷つける気なんて、全然なかったのに。

作者: 七瀬






出来心だったんだ! 僕はキミを傷つける気なんて、全然なかったのに......。




僕には、3年付き合っている彼女が居る。

彼女とは物凄く気が合って、近いうち僕は“彼女にプロポーズ”をする

予定を立てていた!



彼女との出逢いも? 友達の紹介だったんだけど、その前に僕は既に

彼女と出逢っていて、その時僕は彼女と何故なのか?

“将来僕は、彼女と結婚する!” と直感的に僕は想っていた。


その後、僕は彼女を友達から紹介されて僕と彼女は付き合う事に、、、!

付き合うのも、まるで自然の流れの一部のようにすんなり付き合ったんだ。

彼女と付き合い出して僕は何不自由しない人生を送れていると心から想え

ていたのだけど、、、?


まさか? こんな形で、“僕は彼女を裏切るなんて! 想像もしてなかった

事だった。”




『・・・な、なんで、私を裏切ったの? ずっと信じてたのに。』

『“ご、ごめん、魔が差したんだ! 出来心だったんだよ!”』

『答えになってないよ、そんな事で私が本当に許すと思う?』

『で、でも? 本当に好きなのはキミだけだよ、信じてほしいんだ! 

頼む、もう二度としないと約束するから!』

『・・・そ、そんなのもう信じられないわ!』

『“どうしたら、許してくれるの?”』

『・・・もう別れよう。』

『えぇ!?』

『もう私が限界なのよ! 一回浮気する男性はまた浮気するでしょ!』

『もうしないって、約束するから!』

『・・・ごめん、もう別れて、本当にごめん!』

『“そ、そんな、僕の運命の女性ひとはキミなんだよ!”』

『“もし? そうなら、なんで私を平気で裏切れるの? そんなの運命でも

何でもないじゃない! 私達の出逢いは、ただの出会いだったのよ、”』

『・・・そ、そんな、』

『“私は貴方が運命の男性ひとではないと確信したわ!”』

『・・・・・・』

『ごめんなさい。』

『ぼ、僕はキミと別れたくない!』

『・・・さようなら。』





こうやって、3年付き合った彼女とはあっけなく別れる事に、

僕にとって彼女が、“運命の女性ひとだったのに、魔が差したから、

僕は一度だけ彼女を裏切ってしまった。”

出来心だったんだよ! あれ以来、浮気をした女性とは二度と会ってない!

それでも僕は彼女とやり直せないのかな?






 *





・・・彼女と別れて1年と9カ月。

彼女は僕の知らない別の男と結婚した。

しかも? 彼女から僕宛に結婚式の紹介状を送ってきた。

僕に来てほしいのか? 僕に彼女と別の男の幸せそうな姿を見せたいのか?

そ、そんなの僕が耐えられないよ。

とても今の自分が彼女を心から祝福してあげられる状態じゃないんだ!

“そんなに僕は大人じゃない!”

キミを大事に想っていて、まだチャンスがあるならいつでも僕は彼女と

やり直せるとどこかで想っているぐらいなんだよ。

もう、やり直せないって僕自身が分かってるのにね!



でも? やっぱり僕はキミの結婚式には行けない。

僕の心がザワザワして、祝福どころじゃないんだ!

祝福どころか? 結婚式をぶち壊したい!

戻れるモノなら? キミを式場から連れ出したい!

僕の元へ返って来てほしい!

別の男のモノになんかならないで! 僕の所へ戻ってきてくれ!






・・・僕はそう思いながら、結婚式の招待状をビリビリに破いて

そのままごみ箱に捨てた。

僕は行かないよ。

その日は家に帰らず、フラフラ飲み屋を何件も回って朝まで一人で飲む

事に決めたんだ!

そうやって、僕はキミを忘れる努力をするよ。

だから! “幸せになってほしい!”

僕がキミを幸せにすると決めてたのに、別の男がキミを幸せにしても、

今の僕なら素直に受け入れるしかないと分かったんだ!

“さようなら、僕の運命の女性だった人! さようなら僕の運命のひと。”


最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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